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平成25年9月16日掲載 |
式年遷宮
今年伊勢神宮では第62回目の式年遷宮が行われます。 伊勢神宮では20年ごとに本殿を立替、遷御(俗な言葉で神様の引越し)が執り行われます。 20年ごとに立て替える意味、目的は明確にはされてないようで、ある資料によると、 1.木造建築の建物の維持 2.社殿の建築など様々な技術の継承 3.神社は常に清浄であること 等があげられている。 このうち2.の理由の技術の継承については「なるほど」と納得させられる。 例えば 20歳で新人として初めての作業を行い 40歳の20年後では、ベテランとして作業のリーダーになり得る 60歳の40年後では指導者として全体的な管理、監督が出来るようになる 神社仏閣の建築ともなれば、特殊技術で昔は「作業手順書」も無かったので、このような発想は 頷けるし、 先人の知恵に改めて感心する。 また、資料によると、今回平成25年の式年遷宮の行事は、8年前の平成17年5月の用材の 伐採からスタートし、数々の行事を経て、平成25年10月に遷御が執り行われるという長いスパン での儀式。それぞれの儀式は簡単には見ることが出来ないでしょうから、せめて完成した新しい 社殿を拝殿したいと願っています。 |
以上 |
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