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平成23年9月30日掲載

    

■ 東日本大震災の被災地の宮城県東松島市へ

  9月の最終の土曜日に仲間4人と東日本大震災の被災地の宮城県東松島市に行ってきました。  それは、震災ボランティアとして、被災地へ衣料品や日用品を中心に支援している仲間から「被害を受けた小学校と幼稚園が、今は仮の校舎(園舎)で授業を続けているが、グランドは近くの空き地を整地しただけで、子どもたちが休むベンチが無い」という状況なので、何とか出来ないか、と相談を受けたので、市内の木材会社にその話しをしたところ、気持ちよくベンチの製作と提供を引き受けてもらうことが出来、完成したベンチを届けに行くのが目的でした。

トラックの運転手の都合で、3連休の真ん中の、その上出発するのがひる近くなったので高速道路は通行量が多く、特に福島県や宮城県のICのどの出口も渋滞していて走行車線にまで続くほどでした。そんなことから現地に到着したのは3時半過ぎとなりました。 現地で窓口になってくれている社会福祉法人の施設長が首を長くして待っていてくれました。そして受け入れに立ち会ってくれまた施設長や職員もでてきて「こんな立派なベンチだとは思いもしなかった、月曜日に子どもたちが登校したら大喜びするでしょう!」といってくれ無事指定の場所に設置してきました。

帰路は近くの海岸沿いに車を走らせました。津波で骨組みだけになった工場や、壁が削られ、傾いた家屋が数多く残っている地域や、一面雑草が生い茂った地域、そしてボタ山のように高く積み上げられたゴミや廃棄物の山、雑草の中に埋もれている線路、それらが半年が経った今でも殆んど手つかずで残っていることに驚きそして強く印象に残りました。 これらが復旧・復興するのはいつの日になるのか、またその為に自分はどんなことができるのか、を今更ながら考えさせられた一日でした。

                                                    以上