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平成24年12月21日掲載 |
二礼二拍手一礼
12月に入りました。クリスマス商戦や年末・年始の特別セールのチラシや看板等が目に つくようになり、お正月もまじかにやって来るのだと実感する時期になりました。 さて、お正月には、皆さん神社に初詣でに行かれる方が多いと思います。 ここでお参りについての雑学。 神社での参拝は一定の作法があります。 現在では2礼2拍手1礼が一般的です。 先ず、2回深くお辞儀をしてから拍手(かしわで)を2回打ちます。 なぜ2回かと言うと、「陰と陽」の対を表すと共に、古代中国から、“奇数”は尊いとされていました。2という偶数を用いることで「尊い神々」では無く、人間が祈りに来たことを伝えるためだといわれています。 また古来、神々に捧げる食事は柏(かしわ)の葉を編んだ食器を用い、神々に食事を捧げる合図として、2回の手打ちを行いました。このように“2”は、神に願いを捧げる合図であったため、2礼2拍手するようになったとも言われています。 (なお、出雲大社では、2礼4拍手1礼という拝礼をおこなっているそうです。) ちなみに、お願いするときは、拍手の後にするのが一般的ですが、神様にお願い事などするものでなく “どうかお導きください” と、へりくだるのが本来の参拝だといわれています。 ついでに参拝するには一定の作法があるそうです。 まず、鳥居は「1の鳥居(1番外側にある鳥居)から順にくぐり、このとき軽く首を垂れ1礼する。参道の中央は正中といい、神様の通り道といわれているので、中央を避けて参道を進みます。 このような雑学を頭に入れて初詣でされてはいかがですか。 それでは皆様良いお年をお迎え下さい。 以上 |
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