昨年8月に天皇陛下が生前退位の意向を、ビデオメッセージという形で自らの
思いを広く国民に公表されました。
天皇陛下が80歳を越しても、国事行為や象徴としての公的な行為を続けるのは憲法
や皇室典範によるもので、この天皇の意向を受けて政府としてもその主旨に添うべく
法整備を進めています。
そうなると、やがては新しい天皇が即位されることになり、その場合当然元号も平成
から別の元号になるでしょう。
今でも明治、大正、昭和、平成の元号と西暦年との変換がややこしいのに、新たに
元号が誕生すると、なお更ややこしくなるので、今のうちに元号と西暦年との変換法
整理しました。参考に下記します。
・ 明治・・・元号の年数から33を引く・・・例 明治40年は40−33=7⇒1907年
( 33年以前では−が発生するがその場合は18xx年となる)
・ 大正・・・元号の年数に11を足す・・・例 大正10年は10+11=21⇒1921年
・ 昭和・・・元号の年数に25を足す・・・例 昭和10年は10+25=35⇒1935年
・ 平成・・・元号の年数に88を足す・・・例 平成10年は10+88=98⇒1998年
以上で大正以降はそれぞれの元号の年数に大正からは11,25,88を足すということ
を覚えておけば簡単に変換ができます。
既に学識経験者を中心に検討しているでしょうが、次はどんな元号になるか楽しみで
もあります。
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