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平成27年5月20日掲載

本から得られた言葉

   ある日新聞を読んでいるとき、紙面の下段の書籍の広告に目が止まりました。 その本のタイトルは「103歳になってわかったこと」と言う本。 著者は数えで103歳の女性で、墨を用いた抽象的表現主義者として世界的に広く知られていて、今も第1線で製作している方と言うことです。

その広告には約20項目の小見出しがあり、その中で気に入ったのを数点紹介します。
・ 自らの足で立っている人は、過度な依存はしない。
  ― そもそも介入はしない、期待もしない、負担にならない ―
・ 日々、違う。生きていることに、同じことの繰り返しはない。
  ― 老いてなお、道なき道を手探りで進む ―
・ 人には柔軟性がある。これしかできないと、決め付けない。完璧に出来なくたっていい。
  ― 人生の楽しみは無尽蔵 ―
・ 幸福になれるかは、この程度で丁度いい、と思えるかどうかにある。
  ― いいことずくめの人はいない、一生も無い ―
・ 予定や目標にとらわれると、ほかが見えなくなる。時には、その日の風まかせにする。
  ― 自分に規律は課さないし、外からも課せられない ―

など、含蓄のある、なるほど、と感じるものもあり興味を持ちました。
抽象的表現主義とは、どんなものか、全く知りませんが、103歳のこの人だからこそ、出てくる言葉かもしれません。 実体験をされた方の言葉は重く感じられます。103歳に拘らず、参考に出来ることは参考にすることにします。


《過去のひとりごと一覧》

  • 平成27年04月07日:孫と爺の二人旅
  • 平成27年03月16日:北陸新幹線
  • 平成27年02月07日:七福神
  • 平成27年01月20日:あれから20年
  • 平成27年01月01日:新年のご挨拶
  • 平成26年12月20日:冬至
  • 平成26年11月18日:りんごの話
  • 平成26年10月23日:七五三
  • 平成26年09月14日:被災地訪問
  • 平成26年08月09日:夏祭り
  • 平成26年07月15日:修業
  • 平成26年06月18日:パブリックビューイング
  • 平成26年05月18日:総会シーズン
  • 平成26年04月03日:XPサポートの終了
  • ⇒平成26年03月以前の「支部長の独り言」一覧

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