今年も二人の日本人がノーベル賞を受賞しました。二年連続の複数人の受賞となります。
そもそもノーベル賞とは、多くの方がご承知の通り、ダイナマイト等の爆薬の開発・生産に
よって巨万の富を築いたノーベルが、遺言に「私の持つすべての換金可能な財を、安全な
方法で投資し、継続される基金を設立し、その利子で人類の為に最大な貢献をした人々に
分配する」と書き残した。そして1969年初めてのノーベル賞を授与が行われました。
今年の受賞者の一人『生理学医学賞』の大村 智氏は「寄生虫による感染症とマラリアの治療法の発見」
が受賞理由で、寄生虫病の抗生物質の元になる化学物質が静岡県のゴルフ場近くの土から発見したバクテリアから抽出した特効薬を共同開発し、
熱帯域に住む多くの人々を救ったという業績が評価されたそうです。
もう一人の「物理学賞」の梶田 隆章氏は「ニュートリノ振動」という現象を初めてとらえ、
重さ(質量)がないとされていた「ニュートリノ」に重さがあることを証明したことが評価されました。
これにより宇宙の成り立ちや物質の起源を解明するのに大きな影響を与えることになるそうです。
この「ニュートリノ」や素粒子とかのことは、私の頭ではまったく理解できない、ただただ「すごいことを研究しているな〜」と感心するばかりです。
お二人にはおめでとうと申し上げると共に、来年以降も日本人のノーベル賞受賞者が輩出されるよう期待します。
以上
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