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平成29年6月30日

怖い脳梗塞を予防しましょう


 先日、6月度の社友会幹事会が開催されましたが、その会議の会員情報を確認する中で
脳梗塞について話題に上がり、お名前は出せませんが、5月初旬、お一人の方が乗用車を
運転中に脳梗塞を発症、交通事故になり入院してリハビリ中(外傷はないが脳梗塞の後遺
症を克服すべく頑張っておられる様子)との報告を受けました。
 この内容に関連して、当日参加頂いていた地域幹事さんからも自身がこの春に脳梗塞を
発症した経験を事細かくお話してくださいました。この幹事さんの場合、発症後の処置が
早かった事から、現在は後遺症もなく日常の生活を過ごせているいるとの事でした。

私自身もこの機会に脳梗塞について、少しは理解しておこうと関連情報をチェックした
内容を以下にお伝えいたします。

≪脳梗塞を予防しよう≫

・脳梗塞を防ぐには日頃からの予防が大切で、適度な運動や食生活の見直しなど日々の
 生活習慣を見直しましょう。
・血液がドロドロになると脳梗塞、心筋梗塞につながります。日頃から水分を摂取する事
 で血液の粘りを防げますので、こまめな水分補給を心掛けましょう。
・具体的には
 @大量の飲酒:1日に1合を超える日本酒、中びん1本を超えるビール、ダブルで一杯
        を超えるウイスキーを飲む人。
 A喫煙習慣 :タバコを吸う人は吸わない人に比べ、はるかに脳梗塞(脳卒中)で死亡
        する人が多い。
 B運動不足 :食事で摂ったエネルギーを消費しきれないので肥満につながる。さらに
        糖尿病や脂質異常症を引き起こしたりする。

 ※ ありゃー、私の場合、@ A は当てはまりますね・・・注意しなきゃ(苦笑)

≪日常的に意識をしておきたい脳梗塞の前兆≫

・口の動きの異変・ろれつが回らなくなる(構音障害)
・言葉が出なくなる(失語症)
・口をうまく閉められなくなる
・顔に歪みが出る(片側顔面まひ)
・片方の手足に力が入らない・痺れが起こる(片まひ)
・片方の目に膜がかかったように見えなくなる(一過性黒内障)
・視野が狭くなる
・目の焦点が合わなくなる
・物が二重・三重になって見える
・人の言うことがうまく理解できない
・思ったように文字が書けない

これらの症状は一過性脳虚血発作(TIA)といい、脳の血液の流れが一時的に悪くなり、
血栓が詰まってしまっている状態です。
ただ、血栓はすぐに溶けて血流が正常に戻るため通常は2〜30分、遅くても24時間
以内には症状が消えてしまいます。
一過性の症状のため、重要視しない人も多い様ですが、これらは脳梗塞の初期症状とも
いえ、発症を未然に防ぐ最後のチャンスだと云えます。
これらの症状を其のまま放置しておくと15〜20%の人が3ヵ月以内に脳梗塞を発症
するといわれているからです。

自身の健康を守ることは、家族を守ることにも繋がりますので、意識したいものです。


《過去のひとりごと一覧》

  • 平成29年05月31日:新年度を迎え

  • ⇒平成29年04月以前の「支部長の独り言」一覧

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