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 三毳山(みかもやま)は栃木県佐野市にあり南北約3.5 kmにわたって連なる細長い山です。最高峰は青竜ヶ岳(標高は229 m)で三毳山の南側の一部は県営都市公園「みかも山公園」となっており山の北側にカタクリ群生地「万葉自然公園かたくりの里」があり、当日は好天の中、南側から北へ縦走しました。帰路「佐野やすらぎの湯」で日帰り入浴の後、菓子メーカーの「あわしま堂」にも立ち寄ってきました。

2022年3月30日(水)「三毳山・青竜ヶ岳」山頂 14名参加


万葉自然公園・カタクリの里、カタクリ群生地


乗用車を3台、下山地にある駐車場へ回送した後、みかも山公園南駐車場から登山を開始します。

参加者の皆さんには車回送時間で少しお待たせしましたが此処で合流、全員揃った所で出発です。

矢板市周辺の桜は未だ開花していない時期ですが佐野市辺りに来ると充分開花が進んでいる様子。

みかも山公園内のフラワートレインも通る舗装路の「七曲がり坂」を緩やかに登って行きます。

遠くに見えた鮮やかな桜は河津桜?八重紫桜かな。この公園の南側には色々な桜がある様ですね。

緩々と続くこの登り、何処の辺りまで来たのかなと地図で確認していますが未だまだ続きそう。

久し振りに顔を会わせた事もあり参加した皆さんは小グループでの会話が弾んでいる様です。

U字型に続く舗装路をショートカットする遊歩道は急坂ですが登山目的なので迷わず此方を選択。

みかも山公園の南側は桜の木が多く、丁度満開の花を見ながら緩い坂道を登り上げて行きます。

距離にして凡そ1km、標高差160mを登って来た所にある東屋で立ち休憩を入れましょう。

この階段を登りきると山頂中継広場があり、硯石や?燭岩、三毳神社などが直ぐ近い場所です。

三毳神社と中岳方面への分岐を通過した処で前後に伸びた隊列を纏めるため休憩を入れる様です。

分岐点を過ぎた場所で休憩中、乳母車に犬を乗せたご夫婦が「何処まで行くの〜」の声掛け談笑。

舗装路を離れ、漸くヤマツツジの尾根に入ると山歩きらしい雰囲気のある道になってきましたね。

中岳ピーク手前はパラグライダーの発航する場所があり、西側の藤岡町方面の景色が望めます。

登り始めて40分で中岳(標高210m)に到着です。山頂は広くないけど此処で10分ほど休憩。

中岳手前から開花している山ツツジを多く見掛ける様になり新緑の季節も直ぐ其処って感じです。

折角標高を稼いだけれど次の目的地、青竜ヶ岳に向かうため一旦、急な斜面をどんどん下ります。

山頂広場と呼ばれる場所に到着、此処には大きな東屋と、その下にトイレもあり休憩する事に。

登山道は小さなアップダウンの繰り返し、前方に三毳山最高峰の青竜ヶ岳が見えてきましたね。

階段を下った後、みかも山公園北側園路先にある栃木花センター分岐は直進し青竜ヶ岳方面へ。

全歩行予定距離の半分も来ていないけど疲れた?全然平気、大丈夫だよ〜って皆さん若いねぇ。

矢板副会長、最後のキツイ登りを予想してか頑張るぞ〜って感じ?イヤもう勘弁してのバンザイ?

登山中もマスクを着ける人、外す人と様々ですが春とは言えマスク着用はやはり息苦しいですね。

平坦路で楽な場所では会話も弾む様でオバちゃん達の大きな笑い声が林の中に響きます(^^)

此処、栃木花センター分岐から先は青竜ヶ岳まで残り200m程ですが急な坂が連続しますよ。

皆さん急な坂を勢い付けて登るって元気ですね〜最後尾を付いていくカメラマンは息も絶え絶え。

もうチョットかな?前を見ずに登る方が気持ちの上で凹まず行けそう…とか呟いていた玉木さん。

テレビ中継局のフェンスが見えると三毳山最高峰の青竜ヶ岳山頂に到着です。皆さん、お疲れ様〜

以前来た時、山頂直下にこの様な広場はなかった筈ですが登山客が多いからか改善された様です。

丁度、山頂にいた若いご夫婦が親切に集合写真の撮影に協力を申し出て下さいました。感謝です。

カタクリが多い山と聞いていたけど一向に見掛けないよね〜って梅原さん、確かに此処まではね。

鹿避けゲートを潜った途端、カタクリの群生地が出現。万葉自然公園カタクリの里に漸く到着。

駐車場で聞くと一週間前のカタクリは凄かったとの事でした。でも、結構咲いていましたよね。

車3台回送しておいた駐車場に無事到着。この後南駐車場へ戻り残した車を回収し日帰り温泉へ。

10kmほど車で移動し「佐野やすらぎの里」に到着、女性陣は美人の湯に浸かったのかな?

男性は毎度の如く湯上りの生ビールを楽しむ方もいますが、運転手はノンアルビールで気分だけ。

更に7km程移動、「あわしま堂佐野工場直売所」に立ち寄り和菓子などを買って無事帰りました。

(レポート作成:荒田)
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