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 歩こう会2019年3月度の定例会は茨城県城里町と栃木県茂木町の境界にある「焼森山・鶏足山」に登り、 丁度満開時期を迎えているミツマタの大群生地も訪れ谷間一面に咲く花を楽しんできました。 今回はチャーターバスの利点を利用して、全行程距離も短くアップダウンの少ないコースに急遽変更した事も あり予定より短い時間でトレッキングを終了でき良かったのですが、弘法大師にまつわる伝説のある護摩焚石 や鶏冠の形をした鶏石のある場所に行かなかったのは少し残念…と思う方にはゴメンナサイ。 登山後、市貝温泉健康保養センターに立ち寄って日帰り入浴、サッパリと汗を流してから帰りました。



2019年3月26日(火)「鶏足山」山頂 参加者 22名


バスは予定時間より早く9:30頃に上赤沢地区にある鶏足山登山口へ到着しました。

歩こう会ではお馴染みの「おらほのラジオ体操」新会員3名は「何これ〜」と驚いたかも (*^.^*)

軽いストレッチも終え、お手洗いも済ませたのでA班を先頭に順次出発しましょう。

駐車場裏側にある茶畑の中に続く道を行きます。今日は青空がない生憎の天気って残念ですね…

登り出すルート手前で「鶏足山登山道案内図」を見て今日のコース取りを松本顧問が説明中。

道標に従い鶏足山方面に進路をとり、簡易舗装された作業道をユルユルと登って行きます。

大した登りじゃなかったのに歩き出すと暑くなりウインドブレーカー脱ぐなど服装調整です。

この分岐ファミリーコース入口と書かれた方向へ。どうやら杉林の中に突入して行く様ですね。

途中から涸れ沢の様な細い登山道になり、足場も悪く少し泥濘状態の箇所もありました。

その先は急坂の長い登山道が始まります。C班、D班の皆さん、頑張って登っています。

結構キツイ九十九折りの登山道ですねぇ… 上の方が明るく見えるから稜線はもう直ぐと思います。

藤井川源流と表示された所を通過、小さな穴凹があったけど、水は出ていなかった様ですね。

あと少しで稜線という所に「地蔵岩」と呼ばれる大岩。何が地蔵様と関係あるのでしょうか?

稜線に出ると別の登山グループに遭遇しました。お互い笑顔で挨拶を交わします (^-^*)/コンチャ!

稜線で暫し立ち休憩を取ってから、鶏足山へ行く前に左手方向の焼森山を先ず登ります。

休憩を終え、そろそろ行くよ〜 鶏足山〜焼森山間の距離は1km程と近く殆ど稜線歩きです。

分岐から焼森山へは高々15分程、A班メンバーを先頭に登ります p(´∇`)q ファイトォ~♪

B班〜D班が続いて登ってきます。総勢22名の長蛇の列で坂道全体を埋め尽くしています。

座禅岩と書かれた岩の右側を巻く様に進みます。右側は急な崖でちょっとだけ緊張する場所。

皆さん、軽快に座禅岩を通過してくるけど、今回のコースでは此処が一番の難所でした。

座禅岩先の急坂を上り詰めて焼森山頂に到着〜 さーて、どんな景色が広がっているでしょう?

焼森山頂からの展望は遠くが霞んでいるし、余り見応えがなかった感じですなぁ… (ー。ー)フゥ

登頂記念写真を全員で撮ろうと思ったけど山頂は狭く、適当に分かれて頂き撮影しました。

きっちり11名と半分に分かれたので、梅原さんにカメラをお預けしてハイ、チーズの一枚。

数分ほど山頂での展望を楽しんだところで登ってきた道を折り返し、元来た方向へ戻ります。

先程通った座禅岩の場所も逆方向からは登り道になるので恐怖感もなく、ラクラク通過〜

弛み峠を通過し今度は鶏足山へ向かいましょう。焼森山〜鶏足山間はアップダウンが少なくラク〜

鶏足山山頂一歩手前の登りに差し掛かりました。焼森山から凡そ30分と以外に近い距離です。

鶏足山の山頂(330.5m)に到着しました〜 此処は広いので22名全員揃って記念写真。

お弁当を開くにはチト早いので鶏足山もう一つのピーク(標高331m)に向かいます。

時間的にも丁度良い11:30頃 になりました。この先のピークでお昼にしましょう。

祠のある方の鶏足山に到着〜 こちらの山頂は余り広くないので、皆さん散らばってお弁当。

30分強の昼食・コーヒータイム終え下山開始。誰かストック忘れてるョ…と教えて貰いました。

お天気良ければ富士山が見える場所ですが今日は曇っているし、残念ながら春霞で難しそう…

この分岐で右折、「ミツマタの小径」を通ってミツマタ群生地のある方向へ進路をとります。

杉の幼木が左右に続くルートは近年整備されたのかな? 下の方は泥濘で歩き難い箇所があります。

前方右手にミツマタの咲いているのが見え出しました。どの程度の規模で群生しているのかな?

良かった〜 狙い通り丁度ミツマタは見頃を迎えていました。小さなボンボンみたいで可愛い。

山頂でも会った父親と一緒の二歳児位?の女の子、コンニチワって愛嬌たっぷりでした(^^)/

ミツマタは一旦途切れますが…この先にミツマタ保全協議会のテントがあり協力金をお支払い。

特段予約はしていなかったけど団体なのでガイドさんがミツマタ群生地を案内してくれる様です。

ミツマタが覆い被さる様に咲いている通り抜け。通過する仲間に振り返って貰いハイ、チーズ。

登山最後に凄い規模のミツマタ群生地を見て貰えたので、今回のトレッキング計画は成功かな?

マンガン採掘坑跡のある場所が折り返し地点で橋を渡り、斜面を少し登る感じで戻ります。

谷間を埋め尽くす凄い数のミツマタ群生地ですね。凡そ6,500本が自生しているらしい。

戦時中に紙不足を危惧して植えられ、その後、忘れられていた様ですが平成17年に再発見との事。

群生地を30分ほど案内してくれたボランティアガイドの大貫さん、有難うございました (*^^*)

バスが先回りして待っている筈の駐車場まで残り1km程、最後はノンビリ行きましょう。

当初計画より距離も短くアップダウンも少ないコースに変えて正解!一時間程早くバスに到着。

登山後、市貝温泉健康保養センターで日帰り入浴。お肌スベスベ感のある泉質が良かったですね。

(レポート作成:荒田)
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