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 歩こう会8月度定例会は「月山トレッキング」をメインに一泊の後「山寺参拝」として 実施しましたが、悪天候のため残念な事に月山は山頂まで登れず、やむを得ず羽黒山の 出羽三山神社参拝に途中から予定を切り替え、参拝路の石段を出羽三山神社側から五重塔 方面へ下る事にしました。 二日目の山寺・立石寺も石段を登り降りして参拝登山する名所旧跡ですから、トレッキング ではなかったけれど、皆さん大汗を掻きながらも二日間を楽しんで頂けた事と思います。

2018年8月24日(木)「月山」参加者 18名




矢板市より約4時間、山形自動車道・月山ICを降りて、その先の姥沢登山口駐車場に到着です。

山頂方向を見ても雲に覆われ霧雨模様なので最初から雨具を着込み月山ペアリフトへ進みます。

普段ならこの小屋で環境美化協力金支払いますが、こんな天気じゃ係員もいませんねぇ c(゚.゚*)?

この悪天候は近づいてる台風20号の影響かなぁ。取り敢えず行ける所まで行ってみましょう。

駐車場から15分も登れば月山ペアリフト乗り場。風速20m/sまでは運休しないって事です。

リフトは久し振り?なので皆さん少し緊張の様子。ペアで乗る人、一人で乗る人、様々ですな(^^)

凡そ1kmの距離を歩かず登れるのはラクチンだけど、徐々に強くなる様子の雨がねぇ (>_<;)

到着したリフト上駅辺りはガス・ガス〜。途中で出会ったハイカーから 上の方は風が強いョ〜と。

遠路はるばる折角来たけれど残念な天気 (x_x;) 危険を感じる前に途中撤退は考慮済みですけど。

先頭は中村リーダーに任せます。濡れている岩は滑り易いので注意しながら登って行きます。

岩場の登山道先に現れた木道は傾斜していて雨で濡れているから岩よりも滑りますよ〜 慎重にね!

稜線に近づくと強風の洗礼、風に加え雨脚も強くなってきました… 姥ヶ岳手前で撤退を決断!

姥ヶ岳・金姥分岐点まで来た証拠に記念の一枚。残念な筈なのに、何故だか皆さん笑顔(^^)

トウウチソウ、ナンブタカネアザミ、エゾオヤマリンドウ、シラネニンジン等が咲いていました。

下山と決めたら急がず安全第一で下りましょう。下りだすと晴れるって良くあるけど今日はダメ〜

さっき乗ったばかりのペアリフトです (ー。ー)フゥ リフト料金、割引してくれないかなぁ…(笑)

僅か一時間程の登山で終了、リフト下駅に帰って来てしまいました。携帯電話でバスを呼びます。

バスを進入禁止地点まで誘導、皆さん濡れた雨具収納中です。さて、この後 如何しようかな?

予定外だけれど時間があるので出羽三山神社へ。到着後、駐車場で持参の弁当を開きました。

下側の五重塔がある隋神門側へバス回送して貰い、リュックは持たず出羽三山神社へ向かいます。

先ず羽黒山・霊祭殿が見えてきました。参拝順序が逆の様に思うけど、ま、いいかぁ(苦笑)

歩き始まった直後で未だ全員が揃っていますのでお声掛けして集合、出羽三山神社前の一枚です。

出羽三山神社・三神合奏殿に参拝。月山の頂上にある月山神社に行けなかったので此処で勘弁ね。

参拝も終えたので、この先にある鳥居を潜り長い石段を下りましょう。予定では50分位かな?

では、2445段あるらしい石段へ踏み出します。霧降高原の天空回廊は確か1445段だったかと。

三の坂途中の埴山姫神社手前で。羽黒山のパワースポットらしい。皆さんパワーを貰ったかな?

この石段、延々と続きますねぇ… 出会った登りコースで参拝する人はメッチャ辛そうでした。

一の坂を下り切ると国宝の五重塔が見えました。この付近は昔、多くの寺院もあったらしいです。

五重塔を見学した後は、祓川に架かる赤い太鼓橋を渡ります。その向うには須賀の滝が見えます。

最後は階段を少し登り返して漸く随神門に到達、下るのに一時間近く掛かるって凄い石段でした。

14時半、羽黒山を離れバスで天童温泉へ向かい月山SAでトイレ休憩のあとホテル王将へ到着。

館内施設や食事時間の案内を受け、夕食時間まで時間があるので温泉を楽しんで貰いましょう。

役員は2次会の飲み物をコンビニへ買い出しに。さすが将棋の聖地らしい天童、歩道に詰将棋。

さて、お待ちかね夕食の時間になりました。先ず会長挨拶の後、中村元顧問の発声で乾杯〜!

お膳には和牛しゃぶしゃぶ、鯛姿二身揚げ 、海老のお鍋と、そこそこ結構なご馳走が並びました。

山形名物の芋煮も出てきて、お腹一杯。そろそろこの場は〆て部屋に戻り2次会にしませんか。

美女軍団も加わり2次会スタート。川村さん今日が誕生日で皆さんに祝って貰えて良かったネ!

二日目は天童温泉から近い山寺・立石寺の観光。ふもとや本店から見上げると五大堂が見えます。

先ずは街中を進み山寺登山口から根本中堂へ向かいます。日差しも強く今日は暑くなりそう。

根本中堂の前に大きな常香炉。お香の煙を受けて身を清め、皆さん、無病息災を願っている様子。

山寺で中心的な堂宇の根本中堂は国指定重要文化財に指定されている立派な佇まいの建造物。

鐘楼は除夜の招福の鐘として知られ、年末NHK「ゆく年くる年」で全国放送される事のある鐘。

山門では前川会計が入山料の支払い、増田さんがチケット配りをサポート。奥之院へ進みます。

途中にある俳聖・松尾芭蕉の像、「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」は余りにも有名な句ですね。

昨日も羽黒山で石段を下り、今日も山寺の石段を登り降り、山歩きの会だから皆さん健脚ですな。

説明板を読むふりして立ち止まっている薄井さん、実は疲れて休憩って事のようでしたよ(笑)

参道の中腹にある仁王門に到達。先行グループはもっと先に行ってる様子。皆さん元気だなぁ。

性相院まで来れば奥の院の大仏殿はもう少しかな。既に汗びっしょりですが、頑張って登ります。

金乗院で御朱印をお願いのあと「ぴんころ車」を回す貝塚さん。健康のまま天寿を全うのお願い?

参道最奥にある奥の院と大仏殿前で皆さんに漸く追いついたので、居合わせた仲間たちと一緒に。

紅葉が始まったモミジと開山堂、山寺らしい風景。左は慈覚大師が入定したと云われる百丈岩。

五大堂は眺望の良い懸崖作りになっていて、風も通り抜けるので景色を見ながら涼んで行きます。

五大堂から展望を楽しみます。JR仙石線の山寺駅や芭蕉祈念館などの施設も一望できました。

開山堂付近から眺める修行の岩場。山水画の様な雰囲気、紅葉の頃に訪れても良さそうです。

下山後ふもとや本店内ではかき氷を食べる方も。2階の食堂で季節定食+名物いも煮のお昼です。

帰路、蔵王のお釜〜刈田岳へ立ち寄る予定が雨。コマクサ平で休憩の後、栃木へ帰ってきました。

(レポート作成:荒田)
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