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≪古谷村落より眺めた「岩櫃山」≫


2016年3月25日(水)「岩櫃山」参加者11名


群馬県吾妻郡東吾妻町の平沢登山口駐車場に到着。気温が低く歩く前なので些か寒いですね。

平沢、旧赤岩、密岩通りと3ヶ所の登山口ある様ですが今回は「密岩通り登山口」へ向かいます。

「密岩通り登山口」へは、右手のガードレールが途切れた所を折り返し右に下って行くようです。

暫くは平坦路が続き、小さな沢なども渡りますが道標や地図表示もあって不安なく歩けます。

林道の先を少し進むと「真田道」と名付けられた舗装路へ出ました。日差しも出てきて暖かい。

右手に見え出したのは「岩櫃山」かな? 群馬には岩が剥き出しの峰を持つ山々が多くありますね。

唐沢地区から郷原地区へと進み 古い白壁の蔵などがある村落の道を抜けてノンビリ歩きます。

郷原駅への分岐を過ぎ、その先の辻に酒店があるので此処を右折、古谷地区方面へ向かいます。

ダンコウバイが見頃を迎えていて 生垣にオウバイ(迎春花)を植えている民家も多かったです。

参加メンバー全員揃い登山前だけど「岩櫃山」を背景に「これから行くよ〜」の写真一枚(^^)

古谷T字路に突き当たったので、左手の「密岩通り登山口」方面へ。長閑な郷の風景が続いています。

道標に従い右折、畑の中を少し歩く所に来ると先程迄観ていた「岩櫃山」は違った姿に変化。

竹藪の横を抜け、杉林に入る手前の水道施設脇に目指す「密岩通り登山口」があるそうです。

「密岩通り登山口」到着、此処から急登が始まりますよ。(3月下旬までは登山自粛の警告あり)

充分歩いて足馴らし済だけど、登りはキツイねぇ。クサリの表示、使う程の事はないけどさ (*^^*)

大岩の左を通過、縦列で先頭のペースに合わせて慌てず皆さんユックリ登って行きます。

鞍部に到着、此処で少し休憩時間を取りましょう。青空は見えているけれど、時折雪が舞って来ます。

休憩済ませ「岩櫃山」山頂へと向かいますが、この先は一段と厳しい登りが待っている様子です。

北側斜面になり一気に残雪が多くなって来ました。今日はアイゼンを使わないので慎重に登ります。

コースの状況偵察に荒田が先頭に立ち、その後を登って来る仲間達に上側から適宜アドバイス。

おっと、出ました「天狗のかけはし」の表示です。松本隊長に先頭を譲り様子見して頂きましょう。

「天狗のかけはし」は短いけど幅30cm程で危険 との事、皆さんには迂回路へ回って頂きました。

此処、確かに狭いわ〜「戸隠山の蟻の戸渡り」で怖かったのを思い出させる雰囲気ありました。

「天狗のかけはし」の先にある細い稜線のクサリ場を登ります。此処は一人ずつ慎重に・・・

クサリ場は登り切るのを確認してから順にクサリへ取り付きますので、皆さん此処で待機中。

その先の岩場にはスチールワイヤーがありました。使わずとも登れますが、安全第一で行きましょ!

「鷹の巣遺跡」って何処だったんだろ? 大岩の穴を通過して登山ルートは続いている様子です。

この大岩を登るのかとビックリしたけど此処を潜って登山コースが繋がっているのですね〜

この先の鞍部が「岩櫃山」の肩部分になる様です。其処まで登れば周囲の展望も開けそう。

肩部分に出るとクサリが2本伸びていて山頂までキツイ登りになりました。高萩さん登攀中です。

山頂標識のある岩は2〜3人が精一杯の広さです。松本隊長、赤塚さん、高萩さん、鈴木さん登頂。

交代しながら一人ずつ登頂記念写真を撮りました。荒田副会長、大森さん、中村さん、前川さん。

細小路さん、滝田副会長。 下2枚は山頂から見た冠雪している「白根山」と特徴のある「妙義山」

山頂の岩を一段下がった場所は少し広くなっていて此処では ユックリ360度の展望を楽しめます。

丁度お昼時になったので、隣にある岩峰へ移動して昼食との事。山頂から順番待ちで下りましょう。

一旦、肩まで降りて隣の山峰へ登り返し中の仲間が「岩櫃山」の山頂から良く見えま〜す。

山頂から隣の岩峰に立つ松本隊長をズームイン!空中に浮かんでいる様な高度感がありますなぁ。

隣の岩峰へ移り眺めた「岩櫃山」の山頂。先程登ったクサリ場は凄く急峻だった様ですね。

昼食タイムだけど、皆さん少食ですね。下山後に群馬名物「おっきりこみ」を食べたいらしい。

食事中も少し雪が舞ったけど日差しが暖かいので然程寒さは感じないで済みました。

30分程の昼食とコーヒータイムを終え下山開始、八合目の標石・道標があった付近を通過中。

〆縄の巻かれた異様な形の石柱は「天狗岩」だと。「天狗のかけ橋」等、天狗様に纏わる名前多いね。

針葉樹林帯が見えると、何となく城跡と思える様な地形。でも山城なので石垣等は見当りません。

「岩櫃城本丸跡」に到着、城跡表示柱と説明板の前へ皆さんに集まって頂き記念に一枚。

岩櫃城の本丸跡から続く堅掘(空掘)を幾段か下ると左手方向に緩やかな下山路が続いていました。

T字路に突き当たり、車を停めた「平沢登山口」方向を確認、左折して中城跡方面へ向かいます

周回コースの5.6kmを5時間弱で見覚えのある平沢登山口へ到着〜 おつかれさまでした!

帰路「岩櫃城温泉」に立ち寄りました。入場料は400円で3時間、入湯・休憩滞在できる施設です。

温泉で疲れを癒して何時もの乾杯! 運転して来た3人はノンアルビールで我慢です (>_<、)泣

群馬へ来たら「おっきりこみ」を食べましょう。参加頂いた皆さん、今回も楽しかったですね。

( レポート作成:荒田 )      

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