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歩こう会7月度有志会はニッコウキスゲの大群落が楽しめる福島県耶麻郡北塩原村にある「雄国沼」に9人で出掛けました。今回は八方台登山口から「猫魔ヶ岳(標高1,404m)」を経て雄国沼に入り、生息株数が尾瀬を上回り日本一と言われるニッコウキスゲの湿原を散策した後、雄子沢登山口に下山しました。
登山前に乗用車一台を凡そ7km先の下山口に回送、又、下山後は車の回収に向かう必要がありますが、縦走できるコースは魅力的です。登山の後は日帰り温泉「ラビスタ裏磐梯」で入浴してから帰りました。
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2020年7月2日(木)「猫魔ヶ岳」参加者 9名
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ガスに霞む「雄国沼」のニッコウキスゲ群落
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乗用車を1台、下山口へ回送を済ませ八方台から出発。曇りの天気予報ですがガスが濃いです。
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猫魔ヶ岳・雄国沼登山道の入り口から歩く縦走コースの経験者は荒田以外に誰もいないみたい。
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クマに注意とソーシャルディスタンスを…の案内板あり。熊とは3蜜になりたくないね (^o^;)
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登山道は濡れていて滑りやすそうだけど急斜面も少なそうだし注意して歩けば問題ないでしょう。
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ブナの自然林に続く登山道は思いのほか広く縦列にならずとも、横に並んで歩ける感じです。
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登山口から800mほど進むと猫魔八方台入口の表示板。この先は平らな登山道が続くのかな?
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ちょっと甘かった〜 深く抉れて登りにくい場所もあり、腕も使って登ると手は泥々になりそう。
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登り始めて約50分経過。皆さん疲れはなさそうですが、この辺りで一旦休憩を入れます。
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何となく稜線に出た様で山頂も近いと思います。ガスがなければ周囲の山が見渡せそうですが…
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岩場を登り切った仲間から「猫魔ヶ岳に到着〜」の声。行動計画通り9時間40分頃に到着です。
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登山口から標高差210m程の登りなので皆さん厳しい山という印象はなかったでしょうね。
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ガスで展望は全くありません。皆さんに山頂から眺めた雄国沼方面の景色見せたかった (x_x;)
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2011/7/2、歩こう会有志で登った時の写真です。雄国沼の左がニッコウキスゲで黄色く見えます。
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此処までに見かけた山野草。ウラジロヨウラク、アズマシャクナゲ、ギンリョウソウなど。
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山頂から500m程は思いのほか急な下りが続き分岐点に到達、雄国沼は未だ2.7km先です。
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すぐ先に「猫石」。山名は昔、化け猫が住みついて人を食べていたという猫又伝説によるらしい。
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「猫石」は大きな岩の塊ですが、下の方を少し登ったり岩の横を巻いたりして前へ進みます。
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猫石から先は緩やかな下りで標高を徐々に下げて来るとブナの原生林が続く様になります。
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先頭4人、歩きながらお話しが弾んでいた様子。どちらか言うと男性が弄られていた感じ?(笑)
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登山開始から凡そ2時間を経過、下り道で足への負担は少ないですが暫し休憩タイムを取ります。
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このような小さい沢を3つほど渡りましたかね。水量は然程なく渡渉するのに苦労はしません。
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靴に付いた泥を沢水で洗って落としていますが、帰るコースにもっと酷い泥濘個所あるのに(笑)
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雄国沼が近くなってきた様だけど、ガスは一向に抜けそうになく視界が悪いのが気掛かりです。
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もう少しで沼の東側に到達…という辺りで休憩。下りに意外と時間を要し20分位遅れ気味かな。
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沼の水が雄子沢へ流れ出す水路の横へ漸く到着。雄国沼の辺りもガスで覆われている模様です。
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前方に沼と右方向にニッコウキスゲの咲く湿地帯が見える筈ですが、まるで視界がありません。
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雄国沼北岸の堰堤上にある遊歩道には黄色い花のウマノアシガタが沢山咲いていました。
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12時前頃に雄国沼休憩舎に到着。此処でお昼を済ませてからニッコウキスゲを見に行きます。
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コロナ問題で休憩舎内では距離を離すのが良いけれど、佐藤父ちゃん独りボッチだ〜 ('o';)ォィォィ
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皆さん食事中ですが、滝田さん食べ終わったの? 沸かしたお湯でコーヒーでも飲みませんか。
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昼食を済ませ、目的地のニッコウキスゲが大群生する雄国沼の湿地帯へ向かいましょう。
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雄国沼湿原探勝路に入った辺りはニッコウキスゲがパラパラ咲いている程度で意外と少ない感じ。
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初めて訪れた方々は「こんな程度なの?」と期待外れの印象を持ったかも知れませんね。
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木道が広くなった休憩地に居たご夫婦が「この先の群生がスゴイョ〜」と教えてくれたので先へ。
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探勝路の木道を少し進むと確かにニッコウキスゲの咲いている密集度が随分濃くなってきました。
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鈴木さん、以前訪れた流石山のニッコウキスゲと比べて凄い花の数だねぇ…と驚嘆している様子。
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仲間たちはドンドン先に行って最後発の4名のみ取り残されたので、全員の集合写真は撮れず。
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此処は雄国沼湿原植物群落として国の天然記念物に指定されておりキスゲ群落では日本一らしい。
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漸く先行集団に追いつき追い越して、雄国沼湿原探勝路の入口手前で戻ってくる皆さんを撮影。
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初めて訪れた皆さんの印象は如何だったでしょう。青空が覗いていればトッテモ素敵だったのにね。
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沼地周辺で見かけたヒオウギアヤメ、トキソウ、ノハラアザミやニッコウキスゲの花々。
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雄国沼湿原探勝路をひと巡りしてニッコウキスゲも十分楽しんだので、そろそろ帰りましょう。
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雄国沼休憩舎前に戻り、到着時刻をメモする渡辺さんと板山さん。何時も克明に記録を残すのね。
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さて、それでは休憩舎を出発し雄子沢の駐車場を目指して縦走路の下山コースに進みましょう。
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少し進むと分岐指導票の地点があり、此処は右に進路を取ります。この先は殆ど下りですよ。
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ブナ自然林が続く雄国せせらぎ探勝路をどんどん下って行きますが、泥濘個所が多かったですね。
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雄国せせらぎ探勝路は緩やかな下りですが、滑り易く疲れた足には結構キツかったかと思います。
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休憩舎から雄子沢登山口へは凡そ1時間20分とコースタイムより多少時間が掛かりました。
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誰も滑って転んだりせず、全員無事に縦走出来たので一安心。皆さん、大変お疲れさまでした。
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八方台に残した車を回収して温泉施設のラビスパ
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(レポート作成:荒田) |