いやいや、山頂まで未だ少し距離がありました。這い蹲る様な姿勢で最後の斜面を登ります。
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10時40分頃、登り始めて凡そ1時間50分でパノラマ展望写真の置かれた蒲生岳山頂に到着。
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山頂からは視界も広まって良い景色です。右端に見える会津「浅草岳」も何時か登ってみたい山。
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今回メンバーは劔岳再訪を目指す有志仲間4人。でも今年行くのはコロナ禍の関係で無理かなぁ。
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11時前でお昼には早いけど山頂南側に陣取って景色を眺めながらお弁当を開きました。
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下山は北壁コースです。この先が 火災現場の様で消防団の青年が確認のため一人登って来ました。
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此処が堆積した木屑や苔の様なものが燻っていた箇所らしい。岩を触ると熱くなっていました。
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山頂の北側に出ると東側の視界が開け只見川に架かる橋も良く見えています。中央は鷲が倉山ですね。
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只見川・鷲が倉山を右手に見て、少しの間は痩せ尾根の稜線を辿りますが、その先は急峻に。
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北壁コース斜面は極めて急な坂が続き、この先は危険で写真を撮る余裕なし…の状況でした。
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目の前の虫を手で払おうと思ったら間違えて眼鏡を谷側に叩き落とし拾いに行くハメに(><)
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松本さん常備のザイルを借りて崖を3m程の懸垂降下、何とか眼鏡を回収。皆さん迷惑かけゴメン。
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この坂を下り切れば厳しかった北壁斜面の急降下も、たぶん終わりだろうと思います。
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ブナ大木が多い「ブナ交流広場」に到着したので休憩。まだ全行程距離の半分程が残っています。
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ブナ交流広場で見掛けたギンリョウソウの群生。タツノオトシゴの様な形態は面白いですね。
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ブナ交流広場からは先程と打って変わって緩やかな下りの歩き易い登山道が結構続きました。
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途中、木立が途切れた所の斜面地に腰の高さ程もある大きなワラビの群生地の中を通過します。
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「大ミズナラ樹齢300年」の表示板があったので見に行ったけど既に根元が朽ちて倒木した様子。
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夏場は冷たい風の吹き出す「風穴」のある場所、昔はお蚕さんを仮保管する場所だった様です。
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殆ど水平移動ですが、次々と現れる涸沢の前後はアップダウンの繰り返しになります。
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根本辺りから5本に分岐した「五本桜」と名付けられたヤマザクラ? 根張りも立派な株でした。
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ロープの設置されている急斜面を下ります。此処が最後に現れた急な箇所でしたかね。
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下山完了! 蒲生岳は低山ながら、スリリングな場所もあって、とても楽しい山でした。
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駐車場に警察官3人が待ち受け。山林火災の状況を聴取される?と思ったら案の定、聞いてきた〜
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下山の北壁コースは見えないけれど登った南尾根コースは何処辺りかな?と見上げる仲間たち。
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帰路、道の駅「山口温泉きらら」の日帰り温泉へ寄ってみたら、コロナ問題で休館中でした(泣)
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(レポート作成:荒田) |