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 歩こう会10月度有志会は、標高約1,660メートルの「日向山(ひなたやま)」へ出掛けました。 山頂付近の雁ヶ原は、花崗岩が風化して夏でも雪のように真っ白な景色が広がって見事で晴れた日には 八ヶ岳や鞍掛山・甲斐駒ヶ岳の大パノラマを楽しめ、気軽に誰でもハイキングが出来る人気の山です。 日帰りでも行けなくはないのですが、ノンビリ登った後、翌日は周辺観光もしての二日間でした。

雁ヶ原から眺める日向山の山頂と八ヶ岳


2019年10月9日(水)「日向山」山頂 参加者 4名


矢板市から約4時間で山梨県北杜市の「日向山」矢立石登山口に到着〜 有志会では2度目です。

前回歩いた鏡滝ルートは崩落で登山禁止になっており、今回は指定ルートで山頂を目指します。

登り始めて間もなく、炭焼き窯の跡?らしき物を見つけました。まさか熊の棲み家じゃないよね。

山頂までの「合目」表示でしょうか?行程案内板が設置されていて、只今10−2を通過中。

雑木林と唐松林の混ざる登山道、天気が良いので林の中も暗い感じはなく、気持ち良いです。

漸く10−8の行程案内板まで登ってきました。腰痛が治ったばかりの仲間もいてユックリです。

10−8地点以降は急登から解放され、少し傾斜も緩んだ感じになって登るのもラクになります。

10−9地点には雨量観測装置が設置されていて此処まで来れば山頂も直ぐ目と鼻の先。

約2時間掛けて登って来ましたが、この茂みを抜けると一気に日向山の山頂へ飛出しますョ。

異次元世界の様な白い砂山の日向山山頂に到着。今日は晴天に恵まれ八ヶ岳の姿も素晴らしい!

風も殆ど無く気温も丁度良い感じ。八ヶ岳を眺めながら食べるお弁当は格別美味しかったです。

山頂を少し下ると八ヶ岳の右側に瑞牆山・金峰山も眺められ「見えたぞ〜!」と喜ぶ二人(^^)

雁ヶ原から山頂越しの八ヶ岳です。花崗岩が露出したザレ場は不思議な景観を醸し出しています。

山頂からの八ヶ岳、反対側には何時かは行きたい甲斐駒ヶ岳、遥か彼方に富士山も見えています。

山梨県と云えば、やはり富士山が見えないとね。雲海上に頭を出している富士山をズームアップ。

雁ヶ原にある小ピークに大明神と書かれた石碑。子安大明神だったけど上側が欠損したらしい。

雁ヶ原からの展望もタップリ楽しんだので山頂へ戻り、リュックを回収して下山しましょう。

今年も奥に見える甲斐駒ヶ岳へ行く機会を失ったなあ…と残念に思いながら眺めていました。

松本さん、梅原さんは初めて訪れた日向山。今回「来た甲斐があった」と喜んでいましたね。

登りは2時間近く掛かったけれど、下りは速く1時間20分程で無事下山完了できました。

下山後、甲府のホテルへ向かう途中に立ち寄った「桔梗信玄餅工場」のお店で土産のお買い物。

ホテルで入浴後、甲府駅前「風林火山はなの舞」で反省会。登山後の居酒屋は欠かせない(^^)

2日目、栃木へ向かう帰路は観光を織り交ぜて、先ず日本百名城の「八王子城跡」を訪れます。
天守跡は山の上にあり、行くのに時間が掛かるから、せめて御主殿跡は観てから帰る事に。

この曳橋は立派ですが当時簡単な木橋構造で敵に攻められた時、橋を落とし侵入を防いだらしい。

北条氏照の館があった御主殿跡は発掘の後、埋め戻され現在は基礎石レプリカが置かれています。

冠木門で別グループ案内中のボランティアの方と遭遇、城跡について色々お話を伺いました。

御主殿の入口にあたる虎口の石垣・石段は当時の物で出来るだけ忠実に復元してあるそうです。

続いて訪れた次の日本百名城は川越城本丸御殿。此処がお城なの?と云う印象を受けました。

日本百名城スタンプ収集マニアの松本さん、この城跡で27個目のスタンプをゲットした模様。

平屋造りの城内を観て回ります。家老詰所の廊下と前庭の様子は何処か豪農の邸宅って感じです。

昼食を摂るため小江戸・川越の街散策に行く途中の中ノ門堀跡。城の敷地は広大だった様です。

お城の受付の方にお蕎麦が美味しい店と聞いたので古民家風「中正屋」の暖簾を潜ります。

胡麻だれせいろを食べたけど…食欲旺盛な爺達には上品すぎて量的に物足りずでした(苦笑)

江戸時代末期から続く「菓子屋横丁」には20軒ほどの菓子店が路地の奥まで続いています。

呉服物を商っていた大沢家住宅など蔵造りの町並みも風情があり、川越を代表する観光名所です。

小江戸川越のシンボル「時の鐘」を背景に和装の女性やインバウンドの観光客も多かったですね。

小江戸おさつ庵の「おさつチップ」、爺たちには似合わんでしょ?2日間お疲れ様でした(^^)

(レポート作成:荒田)
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