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歩こう会8月度有志会は7月度予定だった「至仏山(2,228m)」が雨で中止となっていたリベンジと
して「急な設定だけど行ける者だけで行こうよ」の誘いを頂き、少人数パーティで出掛けてきました。
この所、山歩きが出来ていない事から、厳しい「山の鼻」を経由する周回コースは避けて鳩待峠と山頂
をピストンするコース設定とし、好天に恵まれた夏・真っ只中の一日を楽しく過ごせました。
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小至仏から眺める至仏山
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2019年8月1日(木)「至仏山」山頂 参加者 4名
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荒田宅に5時集合、約2時間車移動して7時過ぎ戸倉・尾瀬第2駐車場に到着しバス乗り場へ。
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戸倉から小型バスで20分、新設されたと思われる鳩待峠のバス降車場へ到着しました。
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駐車場から少し歩き鳩待峠休憩所。平日とはいえ登山者は意外と少ない感じですね。
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尾瀬ヶ原に下る「山の鼻」方面への遊歩道入口を横目に見ながら至仏山登山口へと向かいます。
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登山口に揃った所で かーちゃんに一枚撮って貰い7時50分、至仏山を目指してイザ出発〜
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登山コースは思いのほか緩やかな登り。鳩待峠から山頂までの単純標高差は630m程度です。
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登山道は地道〜木道〜木製階段の繰り返しが続きますが、滑り易い場所もなく快適に歩けます。
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途中、トラバース気味に進む木道歩き、時折吹く冷風が汗を鎮めてくれるので気持ちいいですね。
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左手の奥、遠くに見える山は上州武尊山。五月末、社友会仲間の今泉さんが熊に襲われた山(怖)
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端正な形の菅笠の様に見えるのが小至仏かな?と勘違い ('o';)ォィォィ これは笠ヶ岳でした。
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あと少しで「原見岩」というポイント。暫し立ち休憩を取りましたが、直射日光を受け暑いです。
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「原見岩」の名前通り、この辺りから尾瀬ヶ原の一部とその先にある燧岳も見え出します。
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木道右手にある平らな大岩が「原見岩」らしい。標高も上がり高山植物が多く目に付きだします。
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出会ったのはオトギリソウ、ハナニガナ、ヨツバムグラ、ドクゼリ、ハリブキ、スダヤクシュなど。
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キソチドリ、クルマユリ、ヒナウスユキソウ、イワイチョウ、コバギボウシ、ヒオウギアヤメ。
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この辺りに来ると、樹林帯の先に目指す小至仏や至仏山の山容がはっきり判る様になりました。
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道標が立っていた「オヤマ沢」を通過。沢水は飲料に不適と記載されていましたから要注意です。
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咲き残っていたハクサンシャクナゲ、見上げる空は真っ青で夏空その物って感じでステキ。
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オヤマ沢田代の木道を通過します。湿原には多くないけれどワタスゲの群落もありました。
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途中で見えた笠ヶ岳への分岐に到着、此処から至仏山山頂までは後2km程でしょう。
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木道を回り込んで来ると、小至仏も随分と近くに見えます。此処にあるベンチに座って大休止。
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尾瀬ヶ原全体も見渡せる様になってきて、頂上に雲が掛かっていた燧岳も全容を見せています。
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休憩を取ったベンチの先、左斜面はチングルマやハクサンイチゲのお花畑が広がっています。
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ベニサラサドウダン、ヨツバシオガマ、コバイケイソウ、ワタスゲ、リンドウ、カラマツソウ。
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ハクサンイチゲ、ウラジロヨウラク、ギンリョウソウ、オゼソウ、ダイモンジソウ、ハクサンチドリ。
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小至仏へ取り付く手前から岩場が現れ少しばかり厳しい感じの登りが始まります。
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オーイと声掛けたらこの姿勢、危ないねぇ(゚ロ゚) ノ こんな所で滑落したら一溜まりもないよ〜
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小至仏ピークは直ぐ其処で近いと思っていたら今度は何気にキツイ階段が延々と続きます。
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先行の仲間二人に少し遅れて我が夫婦も小至仏に到着。実際は随分と待たせたかも知れません。
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小至仏のピークで5分程休憩した後、綺麗な姿を見せている至仏山へ一旦下り気味に向かいます。
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コメツツジ、ウサギギク、ハクサンフウロ、ミヤマウイキョウ、チングルマ、シナノキンバイ。
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シュロソウ、ネバリノギラン、ナデシコ、イブキジャコウソウ、イワシモツケ、ウスユキソウ。
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ミヤマウイキョウ、ミヤマシャジン、ホソバツメクサ、??、ハクサンチドリ、ゴゼンタチバナ。
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左手方面には少し霞んで奈良俣湖と奈良俣ダム。群馬県水上町にあり、首都圏の水瓶らしい。
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学生を引率するリーダーから「後二つほどピークがあるよ〜頑張って!」と声掛け頂きました。
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松本さん、梅原さんは至仏山へ到着した様です。山頂は目前で慌てる事はないよなぁとユックリ。
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11時半頃、漸く至仏山の山頂に到着、昔、残雪がある時期に来た時以来の50年余振りかなぁ。
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山頂の岩に腰を下ろして尾瀬ヶ原方面の展望を楽しみつつ、お弁当を開きました。
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我が家は助六寿司でしたが、松本さん「今日は暑いから冷やし中華が正解だぜ!」と得意げ。
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20分程で昼食を済ませ至仏山頂で記念の一枚。一緒に来れなかった仲間に申し訳ないイイ天気。
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至仏山を辞して帰路につきます。小至仏への登り返しが待っているけど大した距離じゃなさそう。
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小至仏に戻りリュックを降ろし一休みしました。眺めた笠ヶ岳の奥に上州武尊山も見えています。
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登りで休んだベンチが見えます。あれ〜 疲れ知らずのお二人は休まず通過する様な気配 (+_+)
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オヤマ沢田代に戻る頃は松本さん、梅原さん二人の姿が見えず随分先に進んだ様でしたね。
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風の通る木陰で待っていてくれた二人と再合流し4人揃って「原見岩」へ下って行きます。
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原見岩辺りが小至仏・至仏山を眺められる最後のポイントの様で、この先は樹林帯を歩きます。
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下山途中、足が吊り難渋してるのでコムレケアを差し上げた方に追いつかれ最後は一緒にゴール。
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5年前に来た夏は此処までバス入れたのだけど…今は登山口から少し離れたバス停へ戻ります。
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鳩待峠駐車スペースは狭く深夜の到着でもないと利用は難しそうです。バス利用が無難かな。
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帰路、尾瀬ぷらり館の「戸倉の湯」で日帰り入浴。ご一緒した皆さん、暑い一日お疲れ様でした。
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(レポート作成:荒田) |