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11月度の歩こう会有志会は群馬県の「小沢岳(標高1,089m)」を3名で登ってきました。 小沢岳は西上州のマッターホルンとも槍ヶ岳とも呼ばれる山で「山頂からは素晴らしい展望が広がり、 初心者にも登り易く人気の山」と紹介されていて、登山当日も好天で遠くの山々が見渡せました。 「御巣鷹の尾根」の慰霊登山は入山許可期間外で今回残念ながら登れず、別の機会に持ち越します。

小沢岳山頂からの展望


2018年11月24日(土)「小沢岳」山頂 参加者 3名


南牧村に入ると西上州のマッターホルン、槍ヶ岳とも呼ばれる「小沢岳」が見えて来ました。

白石工業の白艶華工場(石灰工場)は安中製錬所に似た、何だか要塞の様な雰囲気の施設です。

松本さんの四駆車で登山口「椚(くぬぎ)峠」へ。最後の未舗装路は普通車で走行困難な道でした。

椚峠から目指す「小沢岳」方面を眺めてみます。此処からは手前の前衛峰で見えませんけど…

では出発!登山道の左横に林道があり、途中まで登山道と並行して続いている様子です。

登山道は稜線上に付けられていて左下側の林道は展望なさそう。登山はこっちを通るのが正解。

登りだして直ぐに展望が開けます。伐採前までは杉の木も大きく見通せない状況だったらしい。

山間の先に見えている町は下仁田?富岡市方面? 榛名山や遠く日光方面の山も見えています。

気持ち良い稜線上の登山道、右斜面には伐採地に鹿避け対策された苗木が植林されています。

気温は低い様だけど、登りが続いたので暑くなり休憩して服装調整と水分補給をしました。

小沢岳手前にある前衛峰への登りは杉木立の中で展望がなく、只ひたすら黙々と進んで行きます。

前衛峰(標高1,050m)に到着、此処から少し下って登り返すと小沢岳の山頂の様です。

小沢岳山頂の手前は急峻な登り、枯葉が溜まっている場所もあって少し滑り易い感じでした。

視界に青空が広がり出すと先に石祠が見えました。標高1,089mの小沢岳へ到着したみたいです。

2015年秋、東京の老夫婦が前衛峰〜小沢岳の途中で道迷い遭難、二人共亡くなられたらしい。

3年前にその様な遭難事故があったとは知らずに椚峠から約1時間強で山頂に立ちました。

山頂からの展望、判る範囲で山名入れました。

少しズームして、こちらは妙義山方面の景観。

妙義山の右側方向には榛名山も良く見えています。

山頂の展望もタップリ楽しんだので10時前には下山開始、この後、御巣鷹の尾根へ行く予定。

小沢岳山頂から10分程で前衛峰ピークも通過、下りは登り時間の半分くらいしか掛かりません。

途中で行き会った男性二人、親子登山でお父さんは90歳だとか。歳に似合わず凄いですねぇ。

男女二人のパーティとも遭遇、この山は初心者向で、地元のハイカーにも人気があるようです。

この辺りから右下には林業用の作業道が現れますが、登山道として使われている道を戻ります。

杉林の中に続く登山道はここ迄。この先で林を抜けると見晴しの良い稜線へ出る事ができます。

椚峠まで車で来る時は左側の谷間を登って来た様です。対面の山には紅葉が少し残っていました。

途中、大岩が露出している稜線上の登山道を辿り登山口へ。やはり稜線歩きは気持ちイイですね。

最後の急坂を下る辺りです。一日掛けて登るにはちょっと物足りない山って感じでしたかねぇ…

2時間強で登山を終えて椚峠の登山口に到着〜 この後、御巣鷹の尾根登山口へ車で向かいます。

南牧村の道の駅でお蕎麦を食べ、御巣鷹の尾根の入口へ来たけど11/15以降ゲート閉鎖(泣)

仕方ないねぇ…と上野村の浜平温泉「しおじの湯」で入浴した後、「慰霊の園」へ向かいました。

御巣鷹の尾根へは行けなかったけど日航機事故の犠牲者を悼み、お線香をあげ帰ってきました。

(レポート作成:荒田)
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