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4月度の歩こう会・有志会は仲間5人で福島県古殿町にある「鎌倉岳」を初めて訪れました。
福島県には常葉町にも鎌倉岳と云う山がありヤヤコシイですが、今回は「竹貫鎌倉岳」と呼ばれる古殿町の方へ出かけ丁度見頃を迎えている「イワウチワ」群生地があるコースを辿り、イワウチワをタップリ鑑賞したあと山頂を目指しました。登山後は「うららの湯」で汗を流し無事帰ってきました。
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鎌倉岳より古殿町方面の展望
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2018年4月12日(木) 「鎌倉岳」山頂 参加者 5名 |
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西那須野に集合、高速道も使って凡そ一時間半で荷市場登山口のある駐車場に到着しました。
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支度を整え、鎌倉岳遊歩道入口(荷市場登山口)から出発、山頂までは一時間半らしいです。
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脚慣らし用の緩斜面もなく、登山口からは一気にキツイ登りが始まりました。
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途中にあった祠を過ぎた所で、息も上がり最初の立ち休憩を取り呼吸を整えます。
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雑木林中の登山道をひたすら登り続けて行きます。山の雰囲気としては明るくて悪くないですね。
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脚が重い…と、座り込んでしまった赤塚さん、どうも今日は脚の調子が悪い様です。
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前方木立の先が明るいので少し登れば稜線らしい。休憩を入れながら赤塚さんに頑張って貰います。
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上に東屋がある様だけど、イワウチワを見るため右折して進路を「遊歩道左まわりコース」へ。
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イワウチワ群生地へ向かうには「振り向き巌」の岩の所から更に下って行くようですね。
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えぇ〜「妻恋けやき」を過ぎても未だもっと下側なの?と不安になるほど標高を下げた感じ。
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緩い登りに転じてトラバース気味に進み、左側の斜面裏側へ回り込んで行きます・・・
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その先に出ると、遊歩道横に忽然とイワウチワの咲く場所。先ほど迄は何もなかったのにねぇ。
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わぁ〜これは凄い! イワウチワ一杯咲いてるぅ。それも丁度見頃の花が殆どで素晴らしい。
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薄ピンクや白っぽい色のイワウチワ、花の大きさは標準的なサイズの物が多かった様でした。
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こんなに咲いているって凄いねぇ〜と可愛い花に見入ってしまい、中々前へ進みませんね。
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大株で纏まって咲いている所もあり、この斜面は見渡す限りイワウチワの見事な群生地でした。
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イワウチワの群生地はこの「観音岩」の辺りまで殆ど途切れずズーッと続いていましたよ。
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鎌倉岳太郎と呼ばれる巨木の所に差し掛かると今度はカタクリの群生地になっていました。
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一般的に見掛けるカタクリの花のサイズと大違い極めて大振りのカタクリが群生しています。
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キクザキイチゲ?アズマイチゲ?見分けが難しい花ですが、この花も沢山咲いていました。
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鎌倉岳山頂への登山道は左方向へ大きく回り込む様に進んでいくみたいです。
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此処まで水平歩行箇所が多かったけど、徐々に高度を上げる登りコースに突入した様子。
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山岳仏教で山伏修験の行場霊場でもある鎌倉岳、その直下にある駒形神社の所まで来ました。
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神社の横で少し休憩、この裏手に岩場の登山道が続いていますので、急登に備え一息入れます。
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鎌倉岳山頂へ至る最後の急な岩場へ取りつきます。鎖があるので安心ですが、チトきつそう。
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二つ目の鎖場が出てきました。これを登り切れば鎌倉岳山頂に出られるのかな?
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お花を眺めていた時間もあったから、山頂までは2時間以上掛かりました。先ずビールで乾杯!
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暖かい季節が到来したので「お汁粉」山頂で作るのは、今シーズンこれが最後でしょうね。
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お餅入りお汁粉、美味しいね! 須賀川から来た女性ハイカー二人、羨ましそうでした(笑)
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山頂からは古殿町の中心部や阿武隈の山々が見えます。残念ながら那須連山は見逃しました(泣)
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山頂名板の所に集合、お決まりの記念写真を撮り丁度正午の時間に下山を開始します。
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下山ルートは別の登山口「参道入り口」方面へ下り、其処から荷市場登山口へ周回する予定。
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山頂から下ってきた斜面は急峻だけど鎖もあるし高々50m程の距離なので落ち着いて消化。
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駒形神社と反対側にある登山道(参道)を降り切って振り返り山頂方向を眺めます。
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イワウチワ咲いていた「遊歩道左回りコース」の見どころなど案内図を見て振り返ります。
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小倉百人一首に登場する歌人猿丸太夫にまつわる「天狗の足跡」と記載されていた石碑。
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下には広場があり先程まで地元の方?の軽乗用車がありました。此処まで車だと楽ちんですね。
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鎌倉岳展望所・建設記念碑と書かれていたけど展望所なんて何処かにありましたっけ?
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広い駐車場のある参道入り口登山口まで下ってきました。この先は舗装された道路を辿ります。
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103歳で富士山登頂した方が愛飲してたという「長寿の強清水」の名水、前川さん美味かった?
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この登山口はトイレも完備されていてイワウチワを手軽に見るためだけに来るには良さそう。
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駐車してきた荷市場登山口へは残り2.5km程緩やかな下りをチンタラ歩いて戻るだけです。
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途中、道路脇に蕗の薹が沢山出ていました。山菜好きな鈴木さん、夢中になって採取中です。
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更に下って行くと道路脇にショウジョウバカマも。この辺り未だ早春を感じさせてくれます。
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道端には山菜のコゴミも所々にあったので荒田はお浸し用に収穫。ニリンソウも見掛けました。
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見覚えのある景色が目に飛び込んでくると、今日の山歩きも此処でお終い。結構疲れました。
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蕗の薹やコゴミなど山菜採りも楽しんで6km弱を歩き切り荷市場登山口へ無事帰着〜
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帰路、大津漁港と鵜の岬の「うららの湯」へ立ち寄り、一日たっぷり楽しんだ山旅でした。
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(レポート作成:荒田) |