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《 歩こう会 2月度・有志会ーII 》 |
2月度2回目の有志会は葛生町にある「不動岳(標高665m)、雷電山」を周回してきました。 「不動岳」は栃木百名山の第71座ですが、ガイドブックにも掲載されていないマイナーな里山です。 ≪コース全体が林間コースで、展望も多くは望めない静かな山ですが冬場の足慣らしの山行きとして、 のんびり登りましょう… ≫ の参加募集案内を貰ったけど、実際に行ってみると想定外の厳しい下り コースもあって楽しめたと云うか、緊張も強いられたトレッキングでした。 |
≪ 不動岳 ≫ ◇2017年2月15日(水) 「不動岳」山頂にて 参加者 11名 |
途中でトイレ休憩を入れ上永野地区の与州公民館に到着、此処の駐車場を利用させて頂きます。 |
では行きましょうか。「里山トレッキング」って謳い文句ですけど、どんな山でしょうね? |
尾出山神社を通過〜 お参りしなかったけど帰りの下山で苦労したのは詣でなかった所為? (^^) |
途中の分岐は左手方向へ進みますが、随分昔に一度訪れたと云う中村さんも記憶おぼろげの様子。 |
登山口から歩きだして15分位のポイント、右手に立派な「大岩」と立木に「不動岳」の道標。 |
栃木百名山の一つと云うけれど、登山道には倒木があったり、整備されている印象ないですねぇ。 |
林業関係でしょうか?新しい林道作っている様で登山道が途切れていて仕方なく法面を登ります。 |
林道と思しき所へ何とか よじ登ると、その先に新しく出来た踏み跡に続く登山道がありました。 |
この斜面「本当に登山ルート?」って感じです。誰か歩いた痕跡はある様ですが不鮮明だし・・・ |
斜面が急で落ち葉もあり、その下は霜柱があってズルズル〜と滑り易い斜面を這いあがります。 |
急斜面を登り切ると如何にも登山道と思われる道がありました。さっきの所は何だったんだろ? |
稜線に出た訳ではないですが、高台の肩まで登り切ったので、此処で初めての休憩となりました。 |
展望が開けた方向に見えるのは、この後歩く周回コース上にある「雷電山(613m)」でしょうか? |
休憩を終え先へ進むと昭和8年再建と記載の祠に大木。山岳崇拝・信仰の名残って感じですかね。 |
ここも重機を入れて起伏を削り林道を作っている様で、登山道は至る所で分断されていました。 |
途中には炭焼き窯の跡?の様にも見える人工的に作られた穴。まさか横穴墳墓じゃないよなぁ。 |
仲間たちは随分先に進み上の方から「あらちゃん直登しておいで〜」って。そりゃ無理っす(笑) |
此処も新設林道で分断された箇所。登山コースへ戻るのに足場が悪くチョット難渋しました。 |
出発から1時間15分で「塩沢峠(560m)」へ到着300m程高度を稼いだから厳しい登りは終り? |
峠のお地蔵さん、可哀相にお顔がなくなり丸石が乗っていました。玉木さん地図で位置確認中。 |
「塩沢峠」を過ぎると少しの間、杉林と雑木林の狭間に続く、歩き易い登山道が出てきます。 |
先の方にピークが見えたので「不動岳?」と思ったけど、そんな早く到着する訳ないよねぇ。 |
徐々に標高も上がって来たので、北側斜面に少し雪が残っている場所も所々で出てきました。 |
幾つかのピークを越えていますが、此処も山頂と違いました。もう直ぐだと思いますけど・・・ |
歩いた時間と雰囲気的にも此処を登れば「不動岳」と思える様な場所に来ました。もう少しかな。 |
周囲の山々が邪魔して展望は良くない山だと言うけれど右手の樹間から「富士山」(*^-゜)v ♪ |
「不動岳」山頂手前の急坂、これが最後の一登りでしょう。偽ピーク幾つかあったけど漸く山頂。 |
「不動岳」に到着〜「栃木百名山71座・不動岳」と書かれた山名板は割れて粉々じゃん (x_x;) |
未だ10時前と昼食には早過ぎなので「不動岳」は登頂記念写真のみで「雷電山」へ向かいます。 |
標高600m程度を維持しつつ、アップダウンも少ない登山道を北東方向へ向かって進みます。 |
ルート途中から「古賀志山」の山容は間違いなく見えたけど、奥は「女峰山・赤薙山」かな? |
意外と時間は要せず「不動岳」から30分ほどの移動で「雷電山(613m)」の手前まで来た様です。 |
山頂には山名プレートと祠がありましたが、国土地理院の地図上には「613m」の表記のみ。 |
此処で早めの昼食にします。松本隊長が用意してくれた「おしるこ」を作るべく準備中〜 |
気温が低く“切り餅”の湯煎に手間取っています。寒いわ〜! 暖かい「おしるこ」お変わり〜(笑) |
「おしるこ」は楽しんだけど、風も出てきて更に寒くなってきたので、さっさと下山に移ります。 |
後ほど地図を見ると「雷電山」山頂付近で左折し下山する所を直進して下った様で厳しい登山道。 |
踏み跡あるけれど・・・これホントに登山道?と思える様な急勾配の細尾根を辿りました。 |
オマケに冷たく強烈な風に晒されて身震いする様な寒さの中で足元を注意しながら進みます。 |
こんな酷いルートとは思わなかったですね。でも矢板さんの奥様、山歩き初心者だけど健脚だわ。 |
足場の悪い急なルート、皆さん安全第一ですよ〜こんな厳しい登山道、何処まで続くんかなぁ… |
ストックより立木の方が頼りになるけど、朽ちた木は注意しないとボキッと折れて危険です。 |
鈴木さん下山途中に風で帽子を飛ばされ、谷底へ落としたらしい。本人じゃなくてヨカッタね。 |
下山口は後300m位の見込み。先が見えたけど高萩さん、脚に力が入らん〜って、大丈夫かな? |
どの辺りに下山できるか、少し不安だったけれど下の方に林道のガードレールが見えました。 |
稜線辿り降り立った場所が倒木一杯のこんな所、此処って如何見ても登山道入口じゃないわ(笑) |
林道を道なりに歩き、民家を眺めながら平坦な道を与州公民館があると思える方面へ戻ります。 |
「りゅうのさわばし」を渡り県道199号線へ。川には渓流魚(アイソかな?)が結構いました。 |
道路を公民館方面へ向かう途中にも蕎麦屋さん。こんな奥まった村落なのに蕎麦屋がいっぱい。 |
お蕎麦屋さんの先で咲いていたロウバイ・・・春を感じさせる良い香りを漂わせていました。 |
前方に見覚えのある与州公民館が見えました〜!思いの外、早く出発地に戻れてヤレヤレです。 |
帰り道「鹿沼温泉華ゆらり」へ寄って温泉入浴。鹿沼市はニラの産地で「韮蕎麦」が有名らしい。 |
「雷電山」で昼食済ませたけれどビールを飲んで、お蕎麦を食べて… 勿論、運転手はノンアルだよ。 |
夕刻4時前、矢板市役所へ無事帰着出来ました。今回参加の皆様、大変お疲れ様でした〜(^^) |
( レポート作成: 荒田 ) |
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