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《 歩こう会 2月度・有志会 》


 昨シーズンは「雲竜渓谷の氷柱・氷瀑」も今一つとの情報から歩こう会では出掛けなかったのですが、 この季節になると今年は如何かな?と気掛かりにもなるし、是非機会があれば連れて行って欲しい・・・ という友人もいて、それではと終盤を迎えた「雲竜渓谷」を2年振りに訪れました。

◇ 雲竜渓谷入口から女峰山・赤薙山を望む


2017年2月1日(水) 「雲竜渓谷」 参加者 5名






平日だけど林道ゲート前の駐車スペースは満車で、少し戻って林道の路肩に駐車させて頂きました。

10分程で登山準備を整え出発、ゲート横の歩行者通路を抜けて「雲竜渓谷」を目指します。

昨日一日吹き荒れていた強風は何だったんだろ?今日は無風で気温もソコソコ、イイ天気です。

登山口から30分も歩き出せば暑くなって来た〜途中で休憩を兼ねて服装調整しましょうか

約1時間で「稲荷川展望台」に到着。女峰山方面も青空で雲ひとつない最高の天気です(^^)/

今回参加メンバー揃って最初の写真。前列中央の澤地さんは原さんとスキューバダイビング仲間。

林道は除雪されていて凍結箇所も殆どありません。河川工事用道路への分岐は真っ直ぐに進みます。

スタート地点より1時間半くらいで「洞門岩」に到達。この先、雪道なのでアイゼンを装着します。

沢コースは水量が多そうだし・・・「雲竜渓谷」が初めてのメンバーが二人いるので林道コースへ。

久し振りにアイゼンを使って雪道歩くのはチョットぎこちない歩き方になりますよねぇ(笑)

それでも雪上歩行は少し歩けば慣れてきますね。先程までの林道と違って景色の変化が嬉しい。

荒田隊員は元気な所を見せようとショートカットで先回り、登って来る仲間達を待ち受けます。

「雲竜渓谷」は初めての二人、期待が膨らむね。でも、長い登りでゲストの澤地さん、辛そう。

慰霊碑が見えたら、林道も最高標高地点を通過。洞門岩から続いた辛い登りもお仕舞いだよ〜

出発から2時間半程かけ「雲竜渓谷入口」へ到着。此処で暫し休憩して息を整え入渓に備えます。

雲竜渓谷入口から女峰山方面、青空が綺麗です〜前方には「友不知」の氷柱も少し見え出します。

それでは凍結した階段を下り行ってみましょうか。此処、アイゼンがないと急階段は歩けないです。

今年は例年より沢の水量が少し多い感じかな?この先の渡渉する場所がどんな様子かチト心配。

この前の土日、300人を超える凄い人出だった様で、ルートは踏み固められて歩き易いです。

沢の横は訪れたハイカーが残した踏み跡で圧雪状態になった雪のルートが続いています。

「友不知」も直ぐ其処、シーズン終盤を迎えた様ですが、ソコソコ氷柱も残っている様ですョ。

松本隊長、氷柱を見上げ「ホレ〜!溶けだしてはいるけど立派やわ」と。自然の造形は見事です。

最初に出会った渡渉個所、水ポチャしないでね〜ストックを上手く使ってバランス取って・・・

初めて「雲竜渓谷」を訪れたら絶対感動します。お二人さん自前のカメラを取り出している様子。

原さん、雲竜渓谷を観てみたいと3年越しの念願が漸く叶って「やったぜ!」のガッツポーズ。

氷柱の規模は最盛期より随分と細っている様ですが、それでも「友不知」は充分見応えある景観です。

こんな氷柱の壁がズーッと続き飽きさせません。幾度訪れても此処は本当に素晴らしい!

日差しがある分、氷柱は神秘的な薄青の色も映え、より綺麗に見えますね。

こちらはクラゲ状に発達した氷柱。滴り落ちる水が色々な造形を作りだすさまは、まさに芸術品。

この辺り沢幅が広がっていて沢の中を歩いて渡る事になります。ルート取りが難しいかな?

沢は深みに注意して靴を極力濡らさない様、浅瀬の部分を探して渡渉します。

沢を渡るのが厳しいからでしょうか「燕岩」下の「氷の神殿」に行く人は見掛けませんでした。

大氷柱のある「燕岩」の前をグルッと回り込んで一番奥の「雲竜瀑」直下へ向かいましょう。

仲間たちが来る方向を振り返り「燕岩」を背景に一枚、氷柱規模は縮小しているけれど凄い!

「雲竜瀑」滝壺へのルートは踏み固められていて、以前来た時より登り易くなっている感じかな。

折角だから「雲竜瀑」の滝壺は見なきゃと松本・原・前川の3氏は覗きに行って来ましたよ。

滝壺までは高々20分程で往復出来る様ですね。3人が戻った所で「雲竜瀑」を背景に記念写真。

冬場の雪山は「おしるこ」でしょ!と松本隊長が餡子や切り餅など、材料を用意してくれました。

ん、後ろの方では遭難救助訓練している様ですが、コッチは楽しく「おしるこ」で軽く腹ごしらえ。

「おしるこ」材料費、会費徴収に入れ忘れたけど松本隊長、ご馳走様〜って事で有難う ('-'*)♪

凡そ1時間ほど「雲竜瀑」傍でユックリ景観も楽しみましたから、そろそろ帰りましょうか。

名残惜しいね… 今年の「雲竜渓谷」をシッカリ目に焼き付けながら戻ります。

この時期ならではの氷柱群、「友不知」の素晴らしい景観も来年まで見納めです。

渓谷入口へ戻るため急な雪の階段をエッチラオッチラ登り、この上で一休み。

沢コースを避け、帰りも無難な林道コース。行きと違って、下りが殆どですからラクチンです。

「洞門岩」に帰着、アイゼン外して収納 (ー。ー)フゥ この先は除雪されているし、平坦な林道だよ。

真っ赤な車が2台駐車されてました。救助訓練をしていたのは日光消防署の皆さんだった様です。

計画より30分程遅くなったけど、無事ゲートへ帰還。平日に来たので混雑もなく良かったです。

今回初めて「雲竜渓谷」観たいと参加したお二人、願いが叶って充分満足頂けたでしょうか?

日帰り温泉施設「カタクリの湯」でお蕎麦の昼食。もちろん、その後、温泉に入り疲れを癒しました。

( レポート作成: 荒田 )      

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