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≪花崗岩の白砂で覆われた「日向山」から八ヶ岳を望む ≫


2016年7月2日(土)「日向山」山頂にて 参加者5名


参加者は5名、なので一寸窮屈だけど乗用車一台で3時間半程掛け「矢立石登山口」に到着です。

登山口傍の駐車スペースは既に満杯のため、林道の少し奥側へ路肩駐車して出発準備しています。

細くなった林道を進むと、その先に広いスペース。狭い所へ苦労して駐車して来たのに・・・(苦笑)

白い花が一杯咲いているけど、この花って何かな?あらら、仲間たち先に行っちゃった。ちと待って〜

「錦滝」へ続く林道は廃道になっている様子です。谷側のガードレールが落石でペシャンコ(怖)

左前方の山には雪渓と思われる白い沢も見えますね。標高も高そうだから多分「甲斐駒ケ岳」かな。

登山道沿いに咲く白花は調べるとウツギ(卯の花)、ホップの様なクマシデの実、ノイチゴなども。

標準タイムは40分だけど、ユックリ歩いてきたこともあり「錦滝」へは約50分掛かりました。

東屋の横から滝壺近くへ降り「錦滝」を仰ぎ見ると、こりゃまぁなかなか立派な滝ですなぁ。

「錦滝」横の東屋を抜け「日向山」への登山道へと進みます。此処からが急な登りになるようです。

一気にキツクなりました。でも、お助けロープが用意されているので、未だ少しはラクですけど。

左右にクサリがある狭い岩場をトラバースします。この先、登山道が右へ曲がっているようですね。

右へ曲がった途端、現われた急な鉄ハシゴ〜 手摺があるので安心して連続して登って行けます。

天気は曇りで日差しはないけど、湿度が高いので汗だく〜 ハシゴを登り切った先で休憩タイム。

この辺りから丁度見頃を迎えたコアジサイが目に付きだしました。ガク(額)のない紫陽花ですね。

更に進むと「錦滝分岐」に出ました。左は「鞍掛山」方面、我々は右手の「雁ヶ原」へ向かいます。

今迄続いた厳しい登りは如何やらお仕舞いの様子、コアジサイが咲く登山道を鞍部へ一旦下ります。

暫くすると登山道には砂地が現われ、お空も少し明るくなって来た雰囲気。晴れればイイなぁ…

おぉ〜砂丘の様な場所に出ました。ここが有名な「雁ヶ原」ですかね。山頂近くの砂地は不思議。

鳳凰三山の「地蔵岳」手前と同じ様に砂地は歩き難いかと思ったけれど意外と滑らない感じです。

「雁ヶ原」に到着〜 山頂は目前ですが、林立する花崗岩を背景に全員揃って先ずは記念写真です。

この場所から「富士山」が展望できました。今日は曇りで見えないと思ってたので嬉しい(^^)

この稜線を辿れば直ぐ先と思われる「日向山」山頂を目指し、縦列になって最後の登りに入ります。

太陽が照りつければ砂も白く輝くのでしょうけど 残念ながら白くはないねぇ… でも素敵な風景。

殆ど登り切った稜線からの展望に皆さん「こんな景色が広がっているんだ」と暫しの間うっとり。

右手に目をやると不思議な花崗岩の景観の向うに「八ヶ岳」と裾野の北杜市も姿を現しました。

雪庇の様な稜線を辿ると「日向山」山頂ですよ〜丁度、正午でお昼にするには良い時間帯ですね。

「日向山」標識の回りに集まって登頂証拠の写真。1660mと高くないけど想い出に残る山かな。

適当な場所に円陣を組んでお昼にします。山メシはオニギリや即席の焼ソバ、カップ麺など多彩。

矢板副会長から食後のデザートにパイナップルを戴き、その後はコーヒーも淹れてマッタリ〜

山頂から眺めた「八ヶ岳連峰」は山頂に雲が掛っているけれど、やっぱり存在感がありました。

山頂滞在時間中には日差しも出てきてイイ感じに。「八ヶ岳」背景に記念撮影して下山しましょうか。

下山ルート途中の「日向山・三角点」はスル―して少し進むと日向山雨量観測施設がありました。

下りで見掛けた花達、カラマツソウ、センジュガンピ、ギンリョウソウ、木の洞には野鳥の卵など。

下りは一時間強で矢立石登山口へ到着出来ました。皆さん全員無事下山、バンザーイ! (^^)/

下る一方だったけど、やはり汗だくになりました。「装備を解いて早く近くの温泉に入りた〜い」と。

「白州・尾白の森 べるが」の「尾白の湯」です。汗を流してサッパリしました〜 入浴料 @820

湯上りはコレね! 運転手はノンアルですけど。 今回もご一緒頂き、皆さん、お疲れさんでした。

( レポート作成: 荒田 )      

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