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2時間半程で「黒瀧山登山口」の登山者が利用できる駐車場へ到着。案内図で今日の行程を確認します。

黒瀧山不動寺への登拝路を登りますが意外と急登。お参りに来る信者は上の駐車場まで車利用ですね。

立派な鐘楼。この梵鐘は戦艦「陸奥」の羅針盤が合鋳されていると説明文に。登山安全を祈って ゴ〜ン♪

「黒瀧山不動寺」は登山を終え、帰る前に参拝させて頂く事にして駐車場奥手にある登山道へ向かいます。

「馬の背・九十九谷」の方向を示す道標に従い登山道へ入ります。“馬の背渡り”ってワクワク(^^)

最初の分岐を左手方向へ進むと「馬ノ背」らしい。紅葉も丁度良い時期で、加えてお天気も晴天!!

この鉄ハシゴの所から「お楽しみの始まりだよ〜」と黒瀧山は2度目の松本隊長からコースのアドバイス。

その先、直ぐに「馬の背」ポイント。左右がナイフリッジの状態でとってもスリリングな場所ですね。

「馬の背」を渡り切り、その先の鉄ハシゴから振り返るとこんな感じ。クサリあるから怖くないけど。

大きな岩の側面をトラバース中。足元には岩を削り足掛かりが作られているけど、それでも難渋します。

この鉄ハシゴ、殆ど垂直で架けられている岩自体が細いから余計高度感を感じます。一人ずつ登攀中。

登り切ってハシゴ最上段から見下ろすとこんな感じ。高所恐怖症の方は眩暈を起こしそうな高さですョ。

赤屋根の観音寺も随分下の方になりました。奥手に角が二本生えた様な「鹿岳(かなだけ)」が見えます。

この岩場を過ぎると、厳しいハシゴやクサリ場は少なくなってラクらしい・・・そりゃ残念(笑)

登山コース少し横にある「見晴台」は尖がった岩で手掛かりが少なく登るのは危険な感じでしたね。

見晴台の下を巻いて先へ進みましょう。この場所もルートが狭く、木の葉が積もっているので要注意。

見晴台から25分で「観音岩」に到着。昔、観音像があった様ですが不在?で、松本隊長が替わりです(笑)

この「観音岩」、展望が良くて近くの鹿岳やその先の妙義山などもバッチリ見え、皆さん満足顔でした。

「黒瀧山」と云う山頂銘板がある訳でもないけれど、記念撮影は此処だね〜と三脚を立て全員揃って一枚。

一旦、九十九谷分岐へ戻り「上底瀬集落」方面へ下って行きます。何処か適当な場所でお昼にする予定。

下り切ってしまうと展望もなくなるので、登山コース途中の少し広い場所で昼食と休憩をとりました。

昼食した場所から見下ろした「上底瀬地区」の様子。今の時代に、こんな山村があるって不思議な感じ。

同じ場所から「九十九谷」を見降ろします。深く切れ込んだ谷は紅葉が真っ盛りの様子でしたよ。

昼食を終え、更に下ると「下底瀬」方面への分岐。少し先で近い「鷹ノ巣山」は行かずに残念でした。

下底瀬分岐から九十九谷登山口まで地図上では破線表示ですが、不安になる様な道ではなかったですね。

鬱蒼とした杉林の急な斜面を下る箇所もありますが迷う様なコースではありません。でも、足元注意。

下り続けて「九十九谷登山口」に到着、此処からは登り返しになる様ですが然程キツクはないらしい。

上底瀬の集落を歩きます。途中で住民の方に九十九谷の呼び方を聞いたら「くじゅうくたに」ですって。

此処が「黒瀧山登山口」右折して戻ります。この様な二階にテラスのある様な家が多く養蚕の名残らしい。

不動寺に一番近い最初の分岐点へ戻るルートをユルユルと登り返し。途中で養豚場の大ブタ見ました〜

分岐点に合流する手前で、前方に「馬の背」の稜線が見えました。此処から見ても断崖絶壁ですね。

右へ折れると朝、進んだ「馬の背」方面。直進して黒瀧山不動寺へ今度は少し下って帰って行きます。

それでは不動寺を参拝しましょうか。立派な山門下には大きな木魚もぶら下がっている立派なお寺です。

不動寺の本堂前で住職から「小沢岳で先日、夫婦が遭難。昨日男性の死亡確認、奥様は行方不明…」と。

黒瀧山不動寺を辞して駐車場へ無事帰着。此れからも慢心する事なく安全第一で山登りを楽しみましょう。

帰路「荒船の湯」へ立ち寄って疲れと汗をサッパリ洗い流し乾杯〜 今回も皆さんお疲れ様でした。

( レポート作成: 荒田 )


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