2015年6月15日(月) 「金峰山」山頂 参加者4名


凡そ330kmの距離を走って登山口となる大弛峠の駐車場に到着。梅雨の晴れ間を狙って来ましたよ。

爽やかな青空、山登りには気温も丁度良い感じです。シューズを履き替えトレッキング準備に入ります。

大弛峠は右手に向かえば日本百名山の「甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)」の登山口にもなっている場所。

木漏れ日の射す歩き易い登山道を気持ちよく進みます。金峰山までは然程アップダウンなさそう。

ルート途中には「バイカオウレン(左)」「コミヤマカタバミ(右)」など高山植物も咲いています。

コース標準タイムと殆ど変らず凡そ35分ほどで「朝日峠」に到着、ちょっと一息入れました。

更に30分程で「大ナギ」ポイント。此処は大きな石が積み重なっている場所ですが展望が良さそう。

見えないかなぁ〜と眺め回したら進行方向の左手に富士山の頂上部分だけが薄っすらと確認できました。

通過ポイントの「朝日岳」(2579m)に到着です。山頂標識の所で全員揃って一枚目の登頂記念写真。

此処まで来ると目的地の「金峰山」が確認できます。山頂の傍に大岩の「五丈岩」も目視できますよ。

朝日岳からは少し急な斜面を下り、この次のピークは「鉄山(くろがねやま)」の横を通過する様です。

開けた場所に一気に出ました! 周辺はハイマツに覆われた地帯になっていて登山コースも広いです。

去年7月、雨・風のため「赤岳」手前で無念の撤退をした八ヶ岳連峰を指差し「待ってろよ〜」と(^^)

右手に見える瑞牆山(みずがきやま)方面から従走して 金峰山へ来るルートはタップリ時間が掛かるらしい。

山頂手前のハイマツ群生地では「キバナシャクナゲ」の咲いてる領域が少しありました。もう終盤ですね。

「ミネズオウ」は2千m以上の高山に自生しています。浅間山でも見掛けたけれど、この花小さいんですョ。

先頭切って「金峰山」標識へ到達、セルフタイマーで自撮り。「山頂は此処だよ〜」って岩の上から声が。

そりゃ直ぐ横にある大岩の方が少し高いけど(苦笑)岩に登って「瑞牆山」を背景に写真を撮りあいました。

朝日岳に続き日本百名山の「金峰山」でも皆で一枚。これで日本百名山の内、踏破がひとつ増えました。

これがこの山で有名な「五丈岩」。過去には登ろうとして滑落死亡した例もあるそう。でも登りたいなぁ。

何はともあれ、腹が減っては戦はできぬ…とお昼にして、その後はコーヒーも楽しみました。

食後「五丈岩」の登攀に挑みます。どの岩も大きく手掛かりが殆ど無いのでピークまでは行けず断念。

五丈岩の中段辺りから昨年登った「瑞牆山」をズームアップ。左端の突き出した「大ヤスリ岩」が特徴的。

コース途中には一株もなかったけれど、山頂の岩場 等には見頃の「イワカガミ」が沢山咲いていました。

やや曇りだして来たので下山します。山座同定盤の横を通過する時、集まって貰い此処でも記念に一枚。

胎内潜りの様な箇所もありましたねぇ。金峰山山頂付近にだけ、こんな大岩がゴロゴロしている不思議。

帰りは来たルートを逆に戻ります。空はどんよりしていますが、雨の心配はなさそうなのでユックリと。

朝日岳へ向かいます。徐々に歩くペースが落ちてきた感じですかね〜 既に山道を5km以上歩いているし。

朝日岳の手前「キツイっすか〜?」「キツイ〜」(笑)そうでしょうね。下る時も滑らぬよう注意した場所。

「大ナギ」まで戻って来ました。前方の「国師ヶ岳」は勿論、すぐ傍の山肌も低い雲で見えない状態です。

前方に小石を積み上げたケルン見えれば朝日峠です。後30分程度で登山口の大弛峠に着ける筈ですね。

当初計画より大幅に時間を消費しましたが全員無事に帰りつきました。皆さん、お疲れさまでした。

≪ レポート作成 荒田 ≫

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