栃木と福島県境に位置する“流石山（ﾅｶﾞﾚｲｼﾔﾏ）1813m・大倉山1885m”は栃木県でもいちばん山深い秘境でもあり、県境の大峠から流石山に向かう尾根斜面は高山植物の宝庫。更に大倉山に向かう稜線は展望に恵まれ、趣の異なった那須連山や会津の村々が見渡せる好展望稜線歩きのトレッキングを実施しました。
栃木県側からは、三斗小屋温泉か三本槍経由で大峠に出てから登るのが一般的だが、今回は比較的やさしい福島県側から入山し大峠林道終点を起点に、・・大峠・・流石山・・大倉山までの往復とした。
当日は、曇天のまずまずの天気。大峠から流石山へ向かう斜面にはハクサンフウロ、アカバナシモツケソウなど可憐な花々が咲き誇り疲れを癒すことが出来た。日本各地の高山植物の花々を撮影する写真家の他、新潟県から来たと言う小グループの方々にも出会うことができた。稜線の所々からは茶臼岳、三本槍岳等の那須連山はもとより、沼原調整池とか深山ダムの湖面の輝きを望むことができた。
