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 11月度定例会は14名が参加し、野岩鉄道を利用して先ずは龍王峡駅から川治湯元駅へ電車で移動、川治湯元駅から紅葉真っ盛りの自然研究路を鬼怒川沿いにトレッキングし龍王峡駅まで戻ってきました。 トレッキングの後は鬼怒川温泉の日帰り温泉「湯處すず風」で入浴、汗を流して帰りました。

2022年11月8日(火) むささび橋の上で(14名参加)


虹見橋の上から眺めた龍王峡


矢板市役所の出発が予定より30分ほど遅れましたが、龍王峡駅に乗車予定時刻前に到着です。

龍王峡駅は窪んだ場所にあり左右はトンネル(^^) 朝の陽光が暖かいプラットホーム上で電車待ち。

龍王峡駅に野岩鉄道の列車は予定時刻を少し遅れ到着、皆さん電車に乗るのは久しぶりでしょう。

紅葉時期とあってか会津方面へ向かう観光客が多く座席は満席でしたね。ま、二駅だけだし…

川治湯元駅に到着〜トイレを済ませ全員揃った所で駅前からトレッキングを開始しましょう。

川治湯元駅から日帰り温泉「薬師の湯」と黄金橋があるハイキングコース入口方面へ向かいます。

車道の途中に「ショートカットする階段あるよ」と後方から掛け声あり、少し戻って下りました。

野岩鉄道の高い橋脚がある下の道を辿ると真っ赤に紅葉したモミジが陽を浴びて綺麗でしたね。

左手の川治温泉ホテル群を眺めながら鬼怒川に架かる歩行者専用の黄金橋へと向かいます。

黄金橋の袂には案内板あり。あじさい公園、小網ダム遊歩道、南平山登山道と書かれています。

黄金橋の上から眺めると周囲の山も紅葉が進んでいる様子。今日は天気もソコソコ良さそうです。

あじさい公園を通過する時点は強風の嵐でしたが、この先、谷間コースなので風の心配ないかな。

平家黄金伝説が残る南平山の登山口に到着、此処で最初の休憩、南平山登山は別の機会にね(^^)

鬼怒川の流れを左に観ながら進む遊歩道の紅葉は鮮やかに見頃を迎えていて良い雰囲気でした。

欝蒼とした杉林を過ぎ小網ダムの横に出て小さな村落を通過、この辺りは里山散歩って感じです。

県道23号線に出合い横断してハイキングコースの案内板に従い工事用道路?の方向へ進みます。

少し進むと逆川第3トンネルが見え、その先にも第2、第1と照明のないトンネルが続きます。

逆川第1トンネルを抜けると舗装道は続きますが一般車両は進入禁止の行き止まりの道路です。

車止め措置の手前に龍王峡方面を示す道標があり車道を離れ左に折れて自然研究路へと進みます。

少し進むと浜子橋、この橋はグレーチング構造で左右部は下が透けて見えるため恐々わたる人も。

浜子橋の先、遊歩道は緩い登りで左折・右折折り返しなのですが、数人は真っすぐ直登する様子。

本来のコースを辿っていると右側の急な斜面から青木さんが登り上げ急に出て来てビックリ(笑)

金田さん、貝塚さんも急斜面に取り付いていた様で崖の下から這い上がってきました。元気だね〜

この坂を登りきると川治第2発電所の入り口を示す門柱、その先の管理道路を通らせて頂きます。

谷間にある川治第2発電所を右手下側に見下ろしながら仲間たちが会話しつつ下って行きます。

ダム管理道路の途中、側溝に挟まった大石の除去作業する小父さんと少し会話を楽しんだり(^^)

再び自然研究路らしい鬼怒川沿いの道に入りフカフカの落ち葉を踏んで龍王峡目指し進みます。

大岩が其処かしこに鎮座している遊歩道はトレッキング気分を高揚させてくれますが足元注意!

基本的に鬼怒川下流への行程ですが多少のアップダウンもあり整備された階段も出てきます。

この辺りの遊歩道は川底から随分高い位置にあり右側は崖なので滑らぬよう注意して進みます。

鬼怒川の河原面に近い白岩半島と呼ばれる辺りで予定時間通りお昼を迎え昼食休憩場所にします。

河原は広いので皆さん適当に散らばって場所を決め大石などに腰掛けてお弁当を開きました。

白石半島の説明板に見入る仲間たち。この場所は鬼怒川が大蛇行し半島の様に出っ張っています。

白岩分岐のベンチ、ご夫婦が休憩中の前で足をストックに引っ掛け?誰かさんが転倒って(恥)

白岩分岐の先は渓流側に立派な手すりが設置されていて良い雰囲気の安全な遊歩道になっています。

「かめ穴、兎はね、五光岩」など龍王峡の見所や柱状節理の岸壁が続く辺りを進んでいきます。

大観と呼ばれる場所の少し手前あたりの渓谷美をユックリ楽しみながら遊歩道を辿る飯川夫妻。

むささび茶屋の上にある公衆トイレに到着です。この場所で少し休憩を入れましょうかね。

龍王峡は白石半島から紫龍渓〜青龍渓〜白龍渓と呼ばれる渓谷の連なりなのだと皆さんご存知?

トイレ休憩を終え、むささび橋を渡って右岸側の遊歩道を通り駐車した龍王峡駅へ戻りましょう。

参加者全員の揃った写真を撮っていなかったので、むささび橋に集まって頂き紅葉を背景に一枚。

右岸側の遊歩道は湿地帯部分に木道が設置されていて樹木は少なく見通しも良いので開放的です。

途中に「底なし沼」という沼っぽい場所があった様ですが歩いていて気が付かなかったなぁ・・・

虹見橋手前にある右岸コース最後の急坂を登り上げて行きましょう。もうゴールは近いですよ。

上り詰めると前方に虹見橋が見えます。この辺りは龍王峡入口だけを見にきた観光客も多いです。

虹見橋から見た上流方面の素晴らしい景観です。午前中は青空だったのに雲が多くなりチト残念!

下流側に目を移すと豪快に流れ落ちる虹見の滝も楽しめます。橋を渡り登る途中には竪琴の滝も。

虹見橋から土産物店の並ぶ駐車場横へは急な坂で些か息が切れましたが、全行程9kmを踏破です。

土産店の呼び込みを横目に車を停めた龍王峡駅に全員が事故なく無事に戻ってきました〜(嬉)

山歩きの締めくくりは鬼怒川温泉郷で初めて訪れた日帰り温泉「湯處すず風」で温まりました。

(レポート作成:荒田)
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