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 4月度有志会は群馬県中之条町の低山「嵩山(標高789m)」トレッキングと宿泊懇親会を実施しました。嵩山は群馬県吾妻八景一の景観と戦国時代の秘話伝説を秘めた、この地域一番の著名な山で、山域一帯には奇岩、怪岩が多数点在しており、中でも大天狗、小天狗からの吾妻八景の展望は抜群で遠く新潟方面の山々も望め、山中には歴史ある石仏も多く鎮座しており短時間で巡るには惜しいくらい素敵な山でした。下山後は那須温泉の北区しらかば荘へ移動、恒例の4月生まれ会員を祝う誕生会&懇親会を実施しました。  

2022年4月23日(土)「嵩山・大天狗」山頂 6名参加


「道の駅 霊山たけやま」から見上げた嵩山の男岩と屏風岩


高速道を走っている時は薄曇りだったけど道の駅へ到着すると青空も出て良い天気になりました。

登山準備を終え出発します。嵩山は789mの低山ながら変化に富んだ山らしいので楽しみですね。

嵩山三十三番観世音の1番目石仏がある表登山道入口は嵩山城の一ノ木戸(大手門)跡らしい。

さほど登って来ていないのにスカイツリーと同じ標高634m表示板を通過、残る標高差は150m程。

新緑が凄く素敵だわ〜って紅一点参加の板山さんが呟いていた通り見上げる木々の梢は薄緑です。

リーダー松本さんの後に続く鈴木さん「病み上りだから今日は皆さんお手柔らかに…」ですって。

メインルートを迂回して見晴台に立ち寄り。木々が邪魔して期待する程の展望はなかったですね。

その先すぐに「休石」の表示板、小休憩を入れて爺婆登山隊は安全第一ユックリ行きましょうと。

8・9番目の観世音が大岩の下にある場所。全ての石仏を巡るのは無理なので此処で代表合掌。

バリルートで10番目の観世音へ向かう女性2名を見てあっちでも行けそう?と振り返った場面。

メインルートを進み天狗の広場(二の丸跡)に到着、広い平坦部の先に東屋や展望台もありました。

山座同定板があり榛名山(掃部ヶ岳、相馬山など)を中心に岩櫃山、浅間山も位置が示されてます。

天狗の広場の先に大展望が得られそうな小天狗という岩峰がある様で、道標の方向へ進みます。

先頭を切り登った仲間から「スゴイ!絶景だぁ〜」の声が上がり、石祠先の岩峰で眺めている様です。

小天狗のピーク。三脚とコンデジを持参せず残念、この記念写真は松本さんが撮影してくれました。

山が大好きなのに岩場など足下が切れ落ちている場所は怖い板山さん、腰が引けているよ〜(^^)

小天狗で素晴しい展望を楽しんだので一旦、天狗の広場に戻り一休みの後、大天狗を目指します。

更に進み「胎内くぐり」の岩場へ立ち寄り。4人は難なく潜り抜けたのに鈴木さん何故かムリ(笑)

梅原さん「中天狗」が気になって佐藤さんと共に脇道へ分け入ったけど何ちゃ事なかったらしい。

一ヶ所落差の大きい岩を下る箇所があり、その先に「実城の平」と呼ばれる本丸跡がある様です。

実城(御城)の平には71体もの石仏。崖から身を投げた将兵や婦女子を供養しているのかなぁ?

日本の古城跡が大好き松本さん、山歩きと一緒に歴史にも触れられて満足できたかも知れませんね。

実城の平を少し下ると東屋がありその先が嵩山のピーク、大天狗への登り口になる経塚広場です。

大天狗への岩場が始まり結構険しそうな雰囲気。3点支持を守って安全に登って行きましょう。

クサリもあるけど足場を確保しながら四つん這いになって登る方が何だか安心の様な印象でした。

ピーク手前辺り「この辺で止めておこうかな」と弱音を吐いた板山さんを岩場横の登山道へ誘導。

あくまで岩場攻略で登る男性陣もいたけど、横のルートなら定例会メンバーでも大丈夫そうです。

嵩山の山頂に全員が無事到着、女岩と呼ばれる岩には大きな亀裂、名前の由来が何となく(苦笑)

女岩に登った皆さん、足場が狭く危ないので流石に全員で記念写真を撮るのは無理でしたよね。

という事で嵩山山頂標柱の所で全員揃って一枚。地元のオジさんがシャッター押してくれました。

大天狗からの下りですがクサリがある岩場の左右に下まで岩場を回避できる登山道がある様です。

岩峰下部辺りの岩の上を横断していく仲間。地域で人気の山らしく幾組かのパーティーとすれ違い。

大天狗を下りた時点でもお昼までは時間的に充分あるし五郎岩に行ってみましょうと北進します。

五郎岩に行く途中、右手に烏帽子岩が見えます。岩先端までは登れない様で、今回は眺めるだけ。

天狗岩の西側を巻く感じでアップダウンも少ない道を進んで来ると五郎岩の案内板が見えました。

五郎岩に到着、先程まで居た大天狗方向を眺めると、手前に烏帽子岩が重なって見えるんですね。

五郎岩から経塚広場へ戻ると11時頃と時間的には少し早いけど此処で昼食とコーヒーブレイク。

11時半頃には東登山道を使って下山開始します。他人のストックを使い気が付かない鈴木さん(笑)

下山に1時間は掛かるかなと思っていた東登山道は20分程も下ると道の駅が見え出しました。

お花見広場を抜け、遊歩道を下りながら「道の駅でお土産でも物色しますかね?」等と気楽な会話。

正午頃には下山を終え道の駅駐車場に到着、では200kmほど戻って那須で夕刻から予定の懇親会へ。

東北道の宇都宮付近で交通事故渋滞に巻き込まれ若干遅れたものの「北区しらかば荘」に無事到着。

4月生れの松本さん荒田に前川さんも加わり誕生会&懇親会。既に部屋飲みしているけど、乾杯〜

畑さんは別予定ありで嵩山に行けず残念でしたね。皆さん、登山後の宿泊懇親会にも参加頂き有難う。

(レポート作成:荒田)
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