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8月度の歩こう会・有志会は2013年7月に定例会で登った事もある中央アルプスの「木曽駒ヶ岳」へ出掛けました。只、今回は有志仲間という事もあり、千畳敷から極楽平を周回して「宝剣岳」山頂まで急峻な岩場や鎖場が続き、過去に多くの滑落事故も発生している上級者コースを選び楽しんできました。
二日目は日本百名城の松本城を再訪、美ケ原や小諸城跡・懐古園も訪れ二日間の旅を終えました。
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木曽駒ヶ岳の宝剣岳と千畳敷カール
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2018年8月1日(水)「木曽駒ヶ岳」山頂 参加者 4名 |
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高速道で休憩を取りながらも走り続けて4時間半、駒ヶ根バスターミナルの駐車場に到着。
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バスは30分ほど山道を登りロープウェイのある「しらび平駅」へ9時15分に着きました。
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タイミングよく9時半発の駒ヶ岳ロープウェイに間に合いました。7分程で千畳敷駅へ登れます。
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今回計画立案の松本隊長、駅舎中にあるポストへ登山届を投函すべくルートや登山者名記入中…
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登山口の駒ヶ岳神社で登山安全祈願を済ませます。山頂方面はガスっているけど晴れるかなぁ?
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千畳敷カールは下山時に使って、先ずは「宝剣岳」を攻めますよ〜5年前は眺めただけだったけど…
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登りだして直ぐカラマツソウ、チングルマの花穂、クロトウヒレン、ヤマハハコクサなど見掛けます。
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前方のピークは「サギダルの頭」かな? 少し青空も見え出して、山頂での展望に期待が持てそう。
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殆ど登り一辺倒で結構キツイです。あと少し登れば稜線に届きそうですが、時々立ち止まり休憩。
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前方に「極楽平」の分岐標識柱が見えてきました。登山口から200mほど高度を稼いだだけですね。
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途中見かけたのはシナノオトギリ、ウサギギク、ヨツバシオガマ、ミヤマダイコンソウなど。
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稜線の「極楽平」出たのでリュックを降ろし5分ほど休憩、雲の動きは早く向かう方向はガス〜
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休憩を終え「サギダルの頭」横をトラバースして宝剣岳方面に進む途中。振り向いた所で一枚。
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間もなく「三ノ沢分岐」に差し掛かると「宝剣岳」も目前に迫ってきましたョ。険しそうですね。
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この先、危険な岩場になるので「三ノ沢分岐」でヘルメットを着用、ストック仕舞って記念の一枚。
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此処までに見掛けた高山植物、ミヤマコウゾリナ、ヒメウスユキソウ、イワツメグサ、タカネツメクサ
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チシマギキョウ、エゾシオガマ、ベンケイソウやアキノキリンソウ、コマクサは無かったなぁ。
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いよいよクサリの設置された岩峰に取りつきます。この先、幾つかピークを越えて進むみたいです。
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これは二つ目のピークだったかな? 三点支持を守って慎重に厳しい岩場を登り詰めていきます。
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ピークを過ぎると殆ど垂直岩壁の降下が続きます。下まで降り切って見守る仲間が小さく見えますね。
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この先、少し登れば「宝剣岳」の頂きに立てる? と思ったら甘かった〜 未だ岩場は続きそう。
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へ?こんな高所に胎内くぐりの様な岩のトンネル、頭を擦らぬ様しゃがみ込み通過する鈴木隊員。
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見た目には優しい「天使の羽」の様に見えるけど険しい岩場、油断をせず慎重に登ります。
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11:40 全員無事「宝剣岳(標高2931m)」に到達。流石にピークの岩は危険で登らず(>.<)
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宝剣岳の岩場ルートは険しかったけど楽しい場所だったよねェ…などと話しながら山頂を後に。
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宝剣山荘・天狗荘側へ下るルートは難易度も低く何だかアッという間に降りてきてしまいました。
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丁度昼時なので宝剣山荘横でお弁当を開きます。松本さん、寒くなかったので冷やし中華は正解!
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昼食休憩も済ませたので「中岳」を経て駒ヶ岳へ向かいます。お日様は顔を出したり曇ったり。
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「中岳」山頂を過ぎた辺りからの「駒ヶ岳」方面。ガスも切れて出して山頂の神社奥社も見えます。
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子供たちのヤッホーと叫ぶ声を聞きながら「中岳」を下り切り、緩やかな登りに見える「駒ヶ岳」へ。
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午後1時過ぎ「木曽駒ヶ岳(2956m)」に到着。残念ながら穂高岳など北アルプスは見えません。
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先程登ってきた後方の「宝剣岳」を背景に全員が揃って木曽駒ヶ岳山頂でも記念写真を一枚。
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木曽駒ヶ岳山頂から歩いて来たルートを眺めます。帰りは「中岳」を右に巻くコースで戻りましょう。
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頂上山荘先で「中岳」の巻道へ入りました。此処は穂高岳の「吊り尾根」歩きを連想させますね。
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積雪時は通行不可というだけあって厳しい箇所があるけれど、景観も良い楽しい登山道でした。
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中岳巻道を抜け、天狗荘手前まで戻ってきました。この後は千畳敷カールを下るだけですね・・・
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乗越浄土分岐を右に折れ、千畳敷カールへ降りていきますが、これから登って来る方も多いです。
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全体コースの歩行距離が短い事もあって、疲れは殆ど感じず、千畳敷カールを軽快に下りました。
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下山ルートにはシシウド、タカネグンナイフウロ、ムカゴトラノオ、ウメバチソウなど咲いています。
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空模様が怪しくなる前に下山完了! 只、山頂付近で発雷情報あり、ロープウェイは30分運行中止。
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下山後、松本市に移動して宿で一風呂浴びてから反省会はお馴染みになった「はなの舞」へ。
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登山・入浴後の生ビールは堪りませんね。今回も素敵な山と仲間たちに感謝の乾杯 (*^-゚)vィェィ♪
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二日目は信濃大町の山岳博物館より更に上にある鷹狩山からの北アルプス大展望を楽しみました。
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二日目に訪れた鷹狩山から眺めた「北アルプスの大展望」のパノラマ写真⇒拡大版 画面クリック
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この展望台からの北アルプスは素晴らしく、既に登った山、今後登りたい山々が良く見えました。
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一旦、松本市に戻り松本城にも立ち寄りました。幾度も訪れている場所ですが、目的は一つ・・・
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日本百名城の完全踏破を目指す松本さん、お侍と忍者にスタンプ台の在り処を聞いていました(笑)
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途中、美ヶ原で休憩やお土産を調達の後、中山道の和田宿本陣前にある蕎麦屋で美味しいお昼。
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更に車で移動し、小諸城跡・懐古園でも百名城のスタンプをゲット、そろそろ栃木へ戻りましょう。
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(レポート作成:荒田) |