2015年7月22日(水)「鳥海山」を背中に 参加者4名


360kmの距離を移動してようやく登山口に到着。鳥海山は遠いなぁ・・・でも、魅力的な山らしい。

滝の小屋登山口に立派なトイレ。さすが日本百名山ですね。登山コースも整備が行きとどいているかな。

梅原隊員は久方振りの山登りでウキウキ気分の様子、奥手の登山ポストでは松本隊長が登山届を記入中。

それでは、出発しましょうか。標準タイムでは休憩を 含まず8時間15分程の行程、結構掛かるのですね。

「滝の小屋」に到着。朝の内は無人の様子。此処は簡保・郵便年金積立融資で作られた施設とのこと。

「白糸の滝」が見えた所で、三脚セットし写真を撮る準備したのに誰かさん遅いなぁ。3人だけで撮影。

シナノキンバイ、カラマツソウ、ショウジョウバカマや ベニバナイチゴ (時計回り)が咲いていました。

滝横の急登箇所を突破すると、一気に視界が開けて一面のお花畑が出現、日本海も見えてスゲェ風景。

川村隊員が追いついた所で、お花畑と日本海を背景に全員揃って写真を一枚。肝心のお花畑見えないけど。

クルマユリ、黄色い花のトウゲブキ、オトギリソウに青い色のハクサンシャジン達が咲き競っています。

見渡す限りお花畑、青空も見えて素晴らしい景観の中を少しずつ高度を稼いでいきます。最高の気分(^^)

鳥海山の山頂を極めなくても、このお花畑を見るだけで充分価値があるよねぇ…もっと近ければイイのに。

ヤマハハコ、那須岳が原産で知られるマルバシモツケや、ウラジロヨウラクにハクサンフウロも沢山。

「河原宿小屋」に到達。鳥海山 山頂は雲が掛かっていますが、雨の心配はなさそう。此処でも一枚撮影。

シナノキンバイや清楚なイワイチヨウ、ヒナザクラ、夏の高山植物で人気のあるチングルマもいっぱい。

「河原宿小屋」から僅かな距離で「大雪渓」と呼ばれる地帯に入ります。この時期にこんな多くの残雪。

松本隊長、大雪渓の途中でニッコウキスゲの群生地を指差し、ヤッパこの時期が一番だねぇ・・・って。

雪渓の上は靄の様な湯気が上がって幻想的な景観を醸し出しています。青空と雲も加わってイイ雰囲気。

雪渓の直ぐ横に夏道コースが見えますので、二人はアイゼンを外して其方のコースを選んだ様です。

川村隊員、やはり遅れ気味。必死に頑張って登っている様ですが、初めてのアイゼン使用も重荷かな?

此処までのペース配分では山頂へ到達は困難と判断、先行3人だけで先を急ぎ急登の「あざみ坂」へ突入。

殆ど直登で息が切れますねぇ。時々振り返り、登ってきた雪渓を見下ろしては立ち休憩で息を整えました。

コバイケイソウ、ダイモンジソウ、ヨツバシオガマやアキノキリンソウ・・・素晴らしい高山植物の楽園。

前方に稜線らしき雰囲気を感じだすと、急傾斜も少し和らぐ状態で、脚が楽に上がる様になって来ました。

何気に左側の山肌を見ると「鳥海湖」が忽然と目に飛びこんで来ました。登山コースもクッキリ。

途中にある道標の辺りに来ると、下から吹き上げて来る風も爽やかで、汗も引いて秋を感じさせる風情。

鳥海山の外輪山「伏拝岳」に到着。川村隊員どの程度遅れているか気に掛かりますが待ってられないねぇ。

暫しの休憩の後、鳥海山山頂を目指し「行者岳」「七高山」方面へ。起伏の少ない稜線歩きはラクです。

御室と名付けられた場所に鳥海山を神体山とする「大物忌神社」と赤い屋根の山小屋が良く見えています。

珍しいイワブクロも咲いているし ミヤマリンドウやツガザクラ、秋の爽やかさを感じるイワギキョウも。

七高山ピークの手前から一気に激下りして鳥海山の山頂へは登り返しに。疲れた身体にはこたえます。

山頂手前には残雪ありますが、短い距離なのでアイゼンは使わず前方のルート目印へ慎重に進みます。

残雪を抜けたら今度は大岩だらけの登山コースです。安産祈願の胎内潜りもあるけどジイジには無縁(笑)

矢印の示すこの上が山頂かな?もう、脚はガクガクでメンバー全員「勘弁してくれ〜」の状態でした。

山頂で山メシと行きたい所ですが、疲れて食欲減退で食事は余り喉に通らず。登頂記念写真は忘れず撮影。

山頂で昼食休憩の後、来た方向と反対側へ下山開始。前方岸壁の間にルートがあって小屋の方へ抜けます。

岸壁の隙間を抜けると下の方に赤屋根の小屋が見えて来ました。こちら側も大岩がゴロゴロで歩き難いね。

山小屋の裏側に降り立ち、グルッと正面へ回り込んでどんな小屋か?を観察してから売店を探しましょう。

「大物忌神社」入口から見上げた鳥海山の山頂方面。山岳信仰の歴史を感じさせる場所でもあります。

ポカリ系の水は持っているけど、普通の水が飲みたいと「鳥海山氷河水500ml」1本500円でお買上げ。

七高山方面への登り返しキツかったなぁ。此処を登り終えれば、あとは下り一方ですから頑張りましょう。

急登コース途中で振り返り、山頂方面の景色を撮影。 山頂に向け先程登った残雪部分の様子が判ります。

鳥海山を取り巻く外輪の稜線へ出ました。川村隊員が飲料水切らしたとの電話あったので下山を急ぎます。

あざみ坂も無事下り終え、小雪渓・大雪渓は直線的にコース取りして河原宿小屋方面へ降りて行きます。

雪渓から立ち登る冷気で霞んでいますが、冬山と違い汗かいた身体にはヒンヤリして気持ち良かったです。

川村隊員より飲み水補給の要請を受けた荒田は更に下山スピードアップ後方二人を大きく引き離します。

それにしても此処の大雪渓は途轍もなく広大な感じ。前方に見える雪渓と遠くの峰々、積乱雲の様子。

河原宿小屋へ到着。待っていた川村隊員は途中の沢で飲料水確保できたとの事で、それを聞き一安心。

河原宿小屋で休憩の後、お花畑の八丁坂を4人揃って下り登山口を目指します。随分陽も傾いてきました。

雪渓が溶けた辺りにはイワカガミ。ハクサンシャジンやヤマアジサイ、ニッコウキスゲも夕日を浴びて。

登山口到着は5時半頃を想定していましたが、最後は失速、この分だと6時を回るかも?の状態。

5時40分、滝の小屋へ戻りました。此処から更に 20分を要して登山口にジャスト6時に帰着です。

酒田市内のホテルで各々シャワーを浴びてサッパリ。近くの居酒屋「兵六玉」で祝杯。兵六玉は誰?(笑)

翌日は予報通り雨。酒田市の「お魚市場」や観光名所「山居倉庫」等を巡り、家族へのお土産等お買い物。

帰路途中で「羽黒山」へも立ち寄り、樹齢千年以上の天然記念物「爺杉」も見た、元気なジイジ3人(^^)

此方は国宝の「羽黒山・五重塔」雨は降っていたけど 帰りの観光も楽しかった。皆さん、お疲れ様でした。

≪ レポート作成 荒田 ≫

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